最近の私たちはもう携帯電話なしには到底生活できない感じになっていますよね。日本にいる時でさえそうなのだから、シニア留学で海外に行くとなればなおさらです。
…なのに私は携帯電話についても、カナダ到着直後から大失敗して相当痛い目にあいました。用意したSIMカードが、カナダで使えなかったのです…。
じゃあシニア留学中に携帯電話はどうしていたのか？せっかくSIMカードを日本から用意していったのに、それが使えないってどういうことだったのか？
今回は、シニア留学中の携帯電話にまつわる失敗体験談をまとめます。
シニア留学の失敗体験談！カナダで携帯電話が使えない
私はシニア留学の準備として、携帯電話のSIMカードを事前に日本で用意し、カナダに着いたらSIMカードを入れ替えれば自分の携帯電話がそのまま使えるようにしようと考えていました。
そこで、エージェントから紹介されたカナダに店舗を持つ日本の携帯電話屋さんにお願いして、日本を出発する前にカナダで使えるSIMカードを用意しました。
と思ったところが…
という現実を突きつけられました。
「もしかして、アンドロイド携帯を使っていたこと自体が失敗だったってことなの？？」という疑問と絶望を抱えての、シニア留学のスタートとなったのでした。
アンドロイド携帯の悲劇
私が使っていた携帯はアンドロイド。事前にSIMフリーであることを確認しました。
その上で、カナダに向かう飛行機の中で、用意していたカナダ用のSIMカードに入れ替えて「準備万端！」と安心しきっていたのですが、カナダに着いて使おうとしてみるとどうも様子がおかしい…。
現地に着いてすぐの頃って、特に土地勘が全くないのでどうしても地図や交通手段の検索が必要なんです。その一番大事な時に、よりによって頼りの携帯が使えないって…。こんな失敗ある？
焦りまくって、SIMカードを手配した携帯ショップにまずはメールで連絡しました。
幸いこの携帯ショップの現地営業所がトロントにあったので、何はともあれすぐに営業所まで相談に行きました。
この営業所はスタッフも全員日本人で、すべて日本語でやり取りができたので本当に助かりました。
そして、設定をいろいろ見てくれたり、調べてくれたりしたのですが、結果的には…
という結論でした…。
そんなことってあるの？そうだとしたら、
って思いますよね。
そこについては、「正直、実際に使ってみないとわからない面が大きい」と言われました。
携帯電話メーカーも、通信会社も、別の国で使う場合この機種はOK/ダメということをはっきりとは断定できないそうなんです。
アンドロイド携帯自体が失敗ということではなく、アンドロイド携帯でもSIMカードを入れ替えて問題なく使えるものも普通にたくさんあるそうです。
なので今回、私はたまたまハズレだったというしかない…という状況になってしまいました。
なかなかひどい体験談ですよね…。
ちなみにiphoneは、最近の機種ならほぼ間違いなくSIMカードを入れ替えて使うことができると言われました。
実際、語学学校で日本人の友だちに聞いてみると、ほとんどの人はそもそもアンドロイド携帯ではなくiphoneを使っていて、何のトラブルもなくSIMカードを入れ替えただけで日本から持ってきた自分の携帯を使っていました。
また何人かのアンドロイド携帯ユーザーは、カナダ留学用にわざわざ中古のiphoneを日本で買って、持ってきていました。
やっぱりシニア留学では、携帯電話はiphoneの方が安心と言えるようです。
この携帯電話トラブルは、私のシニア留学の中でもけっこうシビアな失敗体験談でした。
シニア留学のカナダで携帯電話を購入
日本から持ってきた携帯電話が使えないとなると、どうしたらいいの？ということですが、私は結局、カナダで安い携帯電話を買いました。
相談に行った営業所で、100CA$（日本円で１万）程度の安い携帯電話本体を買って、それに持ってきたSIMカードを入れて使うという方法を選びました。
せっかくのシニア留学なので、もう少しいいスペックのものを買おうとしたのですが、その時点で在庫がなく届くまでに１週間かかるといわれて断念しました。
もうあと1週間、携帯電話が使えない状況はどうしても避けたかったからです。
背に腹は代えられないので、本当に電話番号を持たせるためだけにこの１万円携帯を持つことにしました。この1万円携帯はカメラ機能とかはホントにお粗末で、これで写真を撮る気にはなれないスペックでした。
それに画面が小さくて粗いので、街中でマップを見る時などは本当に見にくくて不便でした。
いつも「無いよりはマシ、無いよりはマシ」と、自分に言い聞かせて使っていました。「あ～失敗したなぁ…」とことあるごとに思っていました。
こうして私は、１万円の携帯で１年２か月のシニア留学を乗り切らなければならなくなったのでした。
リアルなトラブル体験談です。
シニア留学中は携帯電話2台持ち
日本から持ってきたアンドロイド携帯も、完全に役に立たないわけではありません。wifi環境があれば使うことができます。
例えば、語学学校の中でなら学校のwifiにつなげることができるので、電話以外の機能はこれまで通り使うことができます。
なので、授業中に調べ物をする時や写真を撮る時などは、アンドロイド携帯を使うようにしていました。
つまり、私はシニア留学中いつも携帯電話を２台持ち歩くというスタイルにならざるを得なかったということになります。
仕方がないとはいえ、さすがにこれはちょっと面倒でした…。でもこういうことが起こるというのがリアルな体験談なんですよね。
事前にSIMカード準備したのに…
私はシニア留学の準備段階で、留学エージェントからいろいろと情報をもらっていました。
その1つとして留学エージェントから紹介された、カナダにある日本の携帯電話ショップでSIMカードを手配し、日本を出国する前までに手元にSIMカードを用意しました。
その様子について少し詳しくお伝えします。
SIMカードは事前に日本で入手
この携帯電話ショップは日本にも営業所があるようで、注文したSIMカードは日本国内から郵送で届きました。
これはとっても安心できた体験談ですね。
シニア留学の準備では、日本を出発する前にできるだけ多くのことを決めておきたいですから、SIMカードを日本にいるうちに受け取れたのはありがたかったです。
カナダに着いてからSIMカードを手配するというやり方もありますが、慣れない海外で手続きをするのは結構負担になると思います。
なので、そういうサービスを提供している留学エージェントもありますよね。
やり取りで失敗したくないなら、留学エージェントのサービスを利用するのもアリですね。
私が思うに、携帯電話のSIMカードは日本を出発する前に手元に用意できている状態を作るのがベストだと思います。
現地営業所があるショップがおすすめ
私はカナダのトロントに１年２か月滞在したのですが、私が利用した携帯ショップは、トロント市内に営業所のあるところでした。
トロント営業所は、ダウンタウンのど真ん中で大変利便のいい場所だったので、学校帰りに寄ることもできとても便利でした。
今回のように携帯電話トラブルを経験すると、何かトラブルがあったとき実際に営業所で相談できるというのは、ものすごく重要だなと痛感しました。
しかもスタッフがすべて日本人だったので、経緯や事情を日本語で相談できました。これも本当にありがたかった体験談です。
私の経験上、シニア留学スタート時の一番馬力が必要な時に限って、いろんなトラブルが起こります。
シニア留学開始２～３週間はまだ土地勘もないし、公共交通機関の使い方もいまいち要領を得ないような状況の中で、生活のベースを整えていかなければならないわけです。
「たくさん失敗しながら、たくさん学ぶ時期」ということですよね。
生活必需品である携帯電話は、シニア留学重要アイテムですので、携帯電話関連ショップは現地に営業所があるところを選んでおくのが、絶対におすすめです。
SIMカードに限らず、携帯電話のトラブルは他のことでも起こるかもしれないからです。
トラブルが起きることを想定して準備することが、シニア留学では結局一番大事です。
これは私の失敗体験から言える、確実なアドバイスです。
おわりに
いかがでしたか？ここまでお読みいただきありがとうございました。
私のシニア留学失敗体験談として、日本から持って行った携帯電話が使えなかった！ことについてまとめました。
私自身が現地に行ってから体験した失敗をもとに、この2つのポイントは是非ともお伝えしたいと思います。
シニア留学は準備が肝心。携帯電話がらみのタスクは念入りに整えて損はないです。
