留学生活

シニア留学でボランティア活動も!参加しやすく失敗しない選び方のコツ

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シニア留学で語学学校に行くだけだと、思ったより英語が話せるようにはならないという話を聞いたことはありませんか?

これ、確かに一理あります。

語学学校はある意味特殊な環境なので、”英語ができるようになった気がしているだけ”という現実を、残念ながら絶対に味わうことになります。

私がシニア留学中で一番効果的な英語の勉強になったなと思うのは、実は語学学校ではなくて教会でのボランティア活動でした。

この記事では、シニア留学でボランティア活動にチャレンジするときに参考になる私の体験談と情報をまとめました。

シニア留学でボランティア活動を探すには?

 

 

 

シニア留学でボランティア活動も!

せっかく英語を勉強したくて行ったシニア留学なのに、語学学校に行くだけだと英語が大して上達してないのでは?と感じることがあります。

語学学校で英語が上達しないワケ

語学学校で毎日勉強するようになると、英語を聞く時間も話す時間も格段に増えます。

最初のうちはその環境に慣れるのに精いっぱいで、毎日英語の海でおぼれているような感覚になります。

でも1か月ぐらいすると、その状況にも段々と慣れてくるのが留学のすごいところ。

自分でもちょっと上達してきたなと感じてうれしくなります。

ところが!

ひとたび学校の外に出るとそこは別世界。

ネイティブの会話の速さに全くついていけず、愕然とします。

バビコ
バビコ
やっぱゼンゼン聞き取れないじゃん…

 

語学学校の先生は、職業上どんな英語でもわかろうとしてくれるし、理解しやすく言い換えてくれたりします。ゆっくり目にはっきりと話してもくれます。

また、語学学校で出会う海外の友だちは、みんなそれぞれ自国のアクセントを持っていて英語を話すときも母国語の訛りが当然でます。

なので訛りはあるものとして、お互いが歩み寄って理解しあう中でコミュニケーションが成り立っています。

でも、語学学校の外ではホントに短い会話も、簡単な言い回しも容赦なく速いので、悲しいかなキャッチできずに流れて行ってしまうんですよね。

だから語学学校の中でだけ英語がわかったとしても、実際にはそれほど上達しているわけではないと感じるわけです。

語学学校の先生は、どんな英語でも理解してくれる天才だと思おう。

 

ボランティア活動は英語上達のチャンス

じゃあ語学学校以外で英語が勉強できる場所ってどこなの?ってことになりますよね。

もしその国で働くことができるビザを持っているなら、働きながら英語を習得していくのが一番早くていい方法だろうと私も思います。

ただワーキングホリデーで留学している世代はこの方法でいけると思いますが、シニア世代となると事情が異なります。

カレッジにでも行ってそれなりのプログラムを取らないと、就労は難しいのが現状ですし、仮に働ける条件が整ったとしても、日本食レストランなど日本語で働く環境にいくら身を置いても、英語の上達は見込めません。

そこで私が実際に体験していい方法だと感じたのが「ボランティア活動」です。

語学学校でもなく、就労とも違う。

この絶妙な立ち位置がシニア世代にはドンピシャだと感じています。

うさ丸
うさ丸
なるほど~。

 

学校以外でのネイティブとの接点

語学学校以外でネイティブとの接点を作るのって、正直どうすればいいのかよくわからないですよね。

普段の生活の中で考えたら、お店で店員さんとやり取りするとか、スーパーのレジで「袋いりますか?」って聞かれるときぐらいな気がします。

そもそも留学生活も、慣れてくるとたいしてやり取りしなくても生活できるようになってきてしまうので、ネイティブとしゃべる機会って意識して作る必要があると感じました。

せっかく一念発起で行ったシニア留学、現地で生活しているからこそできることをしていきたいですよね。

ちょっと勇気が必要かもだけど、比較的ハードルの低い方法だと思うのが、教会のボランティア活動です。

 

 

参加しやすく失敗しない選び方のコツ

私がシニア留学していたカナダでは、キリスト教の教会がたくさんありました。

そして教会がその地域のいろんな活動を担っているということも知りました。

ESLに参加して雰囲気を知ろう

ESLというのは、English as a Second Language の略で、英語を母国語としない人にとっての第二言語としての英語のことです。

私がシニア留学していたトロントでは、いろんな教会や図書館が主催してESLクラスが定期的に開かれていました。

どこもだいたい週に1回。参加費は無料です。

移民が多いカナダでは、昔からこのシステムで教会が英語の勉強の場になっているのだそうです。

うさ丸
うさ丸
無料なんだ

 

いくつか参加してみて気に入った場が見つかれば、2~3か所かけもちで参加するのもゼンゼンありです。

教会が運営するESLクラスの情報は、教会のホームページや「meet up」というアプリで知ることができます。

私も2か所の教会のESLクラスに行っていましたが、それぞれその教会のクラスの雰囲気があって、いろいろ違うんだなーと感じました。

1つは毎回A4のプリントが配られて、単語やフレーズなどを学校のように勉強するタイプ。もう1つは、テーブルごとにチューターがついてみんなでおしゃべりするタイプ。お茶とお菓子付きでした。

そのうち自分がしっくりくる教会がわかってくるので、そうなったらそっちをメインにするようになりました。

 

教会を起点にしよう

雰囲気の合う教会のESLクラスに通っていると、他のいろんな教会の催しの案内が配られます。

本のバザーとか、クッキーを焼いて売るチャリティーとか、イースターの前にある催しとか、コンサートとか。

キリスト教ではない私にはピンとこない感覚だけれど、その地域のいろんなことが教会を中心にして回っているイメージでした。

教会がキーステーションって感じ。

私はESLクラスにだけでなく、同じ教会で行われていたコーラスの練習にも参加していました。

そしてコーラスで友だちになったネイティブにボランティア活動のことを質問しました。

バビコ
バビコ
どんな様子?何曜日の何時?申し込みは?

 

教会のホームページからもボランティア活動の情報はわかるんだけれど、私は人づてにつないでいった感じでした。

なので、とにかく教会にさえ行けばESLクラスに参加できるし、何かしらのイベントはあるし、ボランティア活動の募集も必ずやっています。

是非近くの教会をチェックしてみることをおすすめします。

バビコ
バビコ
近所から攻めるのが、一番ハードル低い!

 

市役所にも登録してみよう

語学学校の友だちは、市役所のボランティア活動に登録して、大きなイベントがある時などにボランティアで手伝いに行ったりして英語を使う機会を作っていました。

その話を聞いて、私もトロント市役所のホームページからボランティア活動登録をしました。

トロント市内では、時々大きなイベントが催されていて、そこにはいろんな国から来ている学生がボランティアとして運営に参加しているんです。

ホームページからボランティア登録をすると、イベントがあるごとにメールでお知らせがあり、イベントの概要や説明会の案内があります。

希望する場合は説明会に参加して、当日割り振られた仕事をするという流れになります。

友だちは、イベントの受付を担当したそうで、名前の消込みを何人かのボランティアでやったと言っていました。

市役所のボランティア活動に登録してみることも、あわせておすすめします。

 

おわりに

いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。

語学学校だけではなかなか英語の上達が感じられないなら、是非ボランティア活動に参加してみることをおすすめします。

  • まずは近所の教会のESLクラスに参加してみて、
  • 雰囲気が気に入ればその教会でボランティア活動の募集がないか調べてみましょう。
  • 市役所のボランティア登録もしてみるとなおよし。

せっかく現地で生活するなら、語学学校だけじゃもったいない!

ボランティア活動に参加して、ネイティブとの接点を作るのがシニア留学の醍醐味です。

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