シニア留学に行きたいけど英語はそんなに得意じゃないとか、留学前にどの程度勉強していけばいいんだろう?とか、英語の勉強についてのギモンってありますよね~。
わかります。私もそうでした。
この記事では、私が実際にシニア留学で語学学校に通ってみて感じた、留学前の英語の勉強についてまとめます。

シニア留学前の英語学習どうしてる?
まず、シニア留学で語学学校に行く前に英語の勉強をしておいた方がいいの?というギモンについていうと、答えはコレ。
詳しく話していきますね。
シニア留学前に勉強は必要?
前回のシニア留学前の私は、マジでこう考えていました…。
でも先にフィリピン英語留学をした友だちから、
と激しく呆れられたことをきっかけに、あらかじめ英語を勉強してから留学に行くモードにあわてて切り替えたのでした。
それがシニア留学出発の3か月前の話。
私の場合は、けっこうギリギリになってからしか動けなかったんですよね…。
でも、ギリギリからでもやらないよりはマシ!そう考えてちょっとでもいいから英語の勉強の時間を作っていくのがおすすめです。
日本人の特徴
トロントで約1年間語学学校に通って英語を勉強していた私が感じた、私たち日本人の英語の勉強の仕方の特徴というのがあります。
日本人や韓国人などアジア人は、英文法やreading,writingの能力が高い傾向にあると感じます。
いわゆる「お勉強」として学校で教えられたことを、きちんと理解して英語を使おうとしているイメージです。
特に日本から来ている学生はこの傾向が強く、hearing,speakingは弱いな~という印象でした。もちろん私もご多分に漏れずこのタイプ。
授業中にグループディスカッションがあったりすると、日本人はどうしても発言の機会が少なくなりがちで、影が薄くなってしまうんですよね。
南米の人はとにかくしゃべる
それとは対照的に、ブラジル、コロンビア、チリなど南米から来ている学生は授業中にも本当によく発言します。
日本人とは対照的なそのポジティブな姿勢に、私なんか必要以上に圧倒されまくっていました。
ただよくよく注意して聞いていると、文法的にはだいぶおかしかったり、発音が全く違っていて先生でさえ聞き取れないということも多くて、
と、ある意味感心するほど雑な英語であることも多くありました。
でも本人はそんなことはゼンゼンおかまいなし。さすが南米。
「言いたいことはとにかく言う」という南米スタイルで、バリバリ発言するのが彼らの特徴でした。
日本語はもともと言語的にハンデがある
コロンビア人の友だちに聞いてみると、彼らの母国語であるポルトガル語は語順こそ違うものの、もともと英語と似たような単語があったり、音も似ていたりするらしく、比較的近い言語らしいんですよね。
だからとりあえず英語として出力するのは、彼らにとっては比較的ハードルの低いことらしいんです。
だからあんなに自由奔放に発言できるんですね~。
ところが日本語の場合はそうはいきません。英語とは言語的に違いすぎて応用はほぼきかないですもんね。
語学学校にいると、南米の人たちの間違っていても自信満々なアウトプットに威圧感を感じながら、細々と発言をする日本語話者の気持ちには、何とも言えない敗北感のようなものがあるんですよ…。
これは味わった人なら共感してくれるはず。
英語学習的にはちょっと不利な日本語話者の私たちなので、シニア留学に行く前から少しずつ英語脳を育てる勉強をしておいて損をすることなどあり得ません。
オンライン英会話よりいい方法はコレだ!
だとしたら、シニア留学に出発するまでの間に英語の勉強として、まず何をやるのがいいか?
たいていの人は「オンライン英会話」を考えますよね。私もそうでした。
私はシニア留学出発3か月前から、友だちに紹介されたフィリピン人の先生と、skypeを使った25分間のオンライン英会話を始めました。
でも今思うと、オンライン英会話ってそんなにいい方法なのかな~?と思うんですよね。
オンライン英会話の落とし穴
オンライン英会話って、やろうと思えば毎日できるし、教室に通う必要がないし、コスパもいいし最高じゃんって話なんですけれど、これで実際どのくらい自分から話す力がつくのか、私は疑問に思っています。
オンライン英会話の先生は、語学学校の先生と同じで、とにかくこちらの言っていることをわかろうとしてくれますし、言い換えてくれたり、ゆっくりわかりやすく話してくれたりします。
だからこっちは勘違いして”できてる気”になっちゃう。
確かに自信がなさすぎる場合には、これで自信をつけることができるのかもしれないけれど、多分その自信は、現地に行ったらあっという間に消えてなくなっちゃう自信なんですよね。幻の自信。
私は前回のシニア留学で痛いほどこの落とし穴を感じたので、無駄な勘違いをしちゃうオンライン英会話はおすすめしない派です。
文法より大事なもの
じゃあ、どうやって勉強するのがいいの?って言うことになりますけど、私が思うにどれだけ自分の口から発語するか?この1点なのではないかということに行き着きました。
文法を気にしてしまって、簡単なフレーズが口から出てこなかったり、日本語をそのまま英訳しようとしておかしくなっちゃったり。
だから日常的な簡単な言い回しがスッと自然に口から出てくるようになることが、結局なにより大事なんだと思うんです。
難しい単語や文法は、試験には必要かもしれないけれど普通の会話の場面にはそれほど必要のないものです。
どれだけ自分の口から、自分始動で言葉を出せるか?
先生に助けてもらうんじゃなくて、自力でどれだけ発語できるかが、結局実践で求められる英語力なんだと思います。
英語を話すための勉強法
私たちが英語を話そうとする時、「聴く(リスニング)」と「話す(スピーキング)」では脳内で使われる場所が違うって知っていましたか?
図にするとこんな感じです。

英語を話せるようになるには、脳みその中のスピーキング担当の場所をうまく使えるようになることが必要だということです。
つまりスピーキング脳を育てるということです。
じゃあスピーキング脳を育てるにはどうすればいいのか?ですよね。
「意味」を「音声」に変える
スピーキングの定義は「頭に思い描くことを音声で表現する」こと。
つまり「意味」を「音」に変える作業を、脳みその中ですごいスピードでやる必要があるということです。

オンライン英会話で言いたいことが思うように言えないのは、「意味」を「音声」に変えるための”道具”がないからなんです。
「意味」を「音声」に変えるための”道具”とは、
短い英語の文章をつなげたり入れ替えたりする能力のこと
これを「英語の土台」と考えて作られた教材があります。
それが、英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】。
英語を話すスピーキング脳を育てるために、「英語の土台」をまずは作ろうという考え方の教材です。
家を建てる時に基礎工事が大事なのと同じように、英語でも話せるようになるには「英語の基礎構造」が大事なんです。

でも勘違いしないでくださいね。
「英語の土台」を作るのになにか新しいことをしなくちゃいけないのかと考える必要は全くありません。
中学英語で充分
スピーキング脳を育てるのに必要な「英語の土台」をどうやって作るのか?
英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】のLevel1の例文を見てみればわかります。
英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】では、短い文を使って英語特有の言い回し術を体得していきます。
具体的に言うと…
- 基本の文を作る
- 変化させる
- 別の文を代入する
- 合体させて言い回しを広げる
というステップで進みます。
実際にLevel1の例文はこんな感じ。

こんな風に、短い文章をつなげたり入れ替えたりすることを練習するのです。
この文章、単語も構文も難しくはないですよね?
そう、中学英語で充分なんです。
英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】は「無料お試し版」があるので、気になった人はゼヒ実際に試してみてくださいね。
\スピーキング脳を育てる英語教材を無料体験!/
英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】については別の記事で詳しく書いているので、気になった人はゼヒ見てみてくださいね。

おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
シニア留学に出発する前から英語の勉強をしておくことは大事です。
でもお決まりのオンライン英会話では、実は英語のスピーキング脳は育ちません。
一念発起のシニア留学、こだわって準備していきましょう。