留学準備

留学中の英語の勉強どうしてた?話せないまま帰国するのがイヤならコレ気をつけて!

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私が前回カナダに1年2か月留学したのは、英語を現地で勉強するのが一番効率よく話せるようになる方法だと思ったからでした。

誰でも朝から晩まで英語のシャワーを浴び続ければ、英語力は爆上がりするだろうと思っていたのですが、実際はそう簡単なことではないなというのが正直な感想でした。

この記事では、前回の留学を振り返って、「現地での英語の勉強こうすればよかったなー」と思う点をまとめます。

話せないまま帰国なんてことにならないようにしたいですもんね。

留学中の英語の勉強、どうすればよかったか?

 

 

留学中の英語の勉強どうしてた?

私は前回のカナダ留学で、11か月間英語の語学学校に通いました。その他にもいろんな方法で英語の勉強の機会を作っていました。

語学学校に通う

語学学校の申し込みをするときに、事前の英語力チェックテストがあります。日本からオンラインで受けて、このテストの結果をもとにレベル分けされてクラスが決まります。

クラス分け

私の通っていた語学学校の午前中のコアクラスの場合、Beginner, Intermediate, Advanceの3つのレベルがあり、さらにそれぞれ4段階(Advanceは2段階)に分けられていました。

私が最初に振り分けられたのは、Beginner3(B3)のクラスでしたね。

1クラスは12~13人で、先生が1人でした。

同じクラスの中には日本人も3~4人いました。他はブラジル、イタリア、韓国、コロンビアなどの国から来ている人たちでした。

学校で最初に友だちになった大学生の子は、日本の大学で英文科在学中で、B4のクラスに振り分けられていました。

また別の日本人の友だちは、最初のクラスはB2で、1か月でB3に上がったと言っていました。

日本人の場合、だいたいB2~B4あたりにクラス分けされるイメージなのかなと思います。

クラスのレベル

プログラムは4週間で、最終週にテストがあります。そのテストで80点相当の「B」以上を取ると、次のプログラムでは1つ上のクラスに上がります。

テストで「C」以下を取ると、そのレベルをもう1度やり直すことになります。私は何回か「C」を取って残留したことがありました。

午後はスキルクラスがあって、そこは英会話やグラマー、発音など、勉強したい内容で分けられていました。

段々レベルが上がっていくと、いろんなクラスが取れるようになっていきます。

クラスが合わない場合

時々、クラスの雰囲気が合わなかったり、どうしても”この先生が合わない”と感じることもあります。

その場合はプログラム最初の1週間でスクールディレクターに交渉しに行きます。

スクールディレクターは、その人のレベルとクラスの空き状況を見て、別のクラスを提案してくれます。

スクールディレクターから提案された他のクラスを体験して、そこがいいと思ったらクラスを変えることもできました。

私も嫌いな先生にあたった時に我慢できなくて、クラスを変えてもらったことがありますよ。

どの先生に習うかはとても重要なので、我慢する必要はありません。はっきりとクラスを変えてほしいと主張することが普通なので、そこは遠慮なく要求していいところです。

日本人はそういうところを我慢というか遠慮というか、主張して何かを変えたりあまりしないと思いますが、留学してその感がえ方だと損をします。

自分の勉強しやすい環境は自分の手で作らないといけません。

授業内容

午前中のコアクラスの授業は、テキストを使った勉強ですが、全体的に参加型です。

日本の授業にありがちなただ座って聞くだけの授業とは大違いで、インタラクティブ(双方向)です。

クイズをしたり、グループワークをしたり、プレゼンをしたりして、実際に英語を使う場面が授業の中にたくさんあります。

授業中はとにかく英語しか使える言葉はないので、話せないとか言ってる場合ではありません。脳もからだも全身フル活用で英語の海に飛び込む感じです。

 

放課後アクティビティに参加する

語学学校では、どこも放課後にアクティビティが用意されています。

観光名所を訪ねたり、公園にピクニックに行ったり、マーケットに連れて行ってくれたりします。

これがまたすごくいい勉強の機会だし、友だちも増えます。

私はできるだけこの放課後アクティビティに参加するようにして、うまく話せないとしても英語を使う機会を作っていました。

話せないまま帰国ではもったいなさ過ぎますからね。

Youtubeを見る

最近のYoutubeには、有料級の英語教材がたくさんありますよね。

カナダに留学中、私はできるだけ英語のYoutubeを見るように心がけていました。

例えば、文法でよくわからないことがあったりすると、Youtubeでわかりやすく説明してくれているものを探して、それを見るようにしました。

例えばこんな感じのものです。

どんなYoutubeチャンネルがいいかを、学校の先生に聞いたりもしていましたね。

先生はさすがにいろんないいチャンネル知っていて、いろいろ教えてくれます。その中から自分が好きだなと思うものを選んで見ていくのがいいと思います。

気軽に見れて楽しいのが、Stand-up Comedyという、お笑い系のチャンネルです。

これも好きな芸人さんが見つかると、その人のネタをいろいろ見たくなるので、うまく話せないとしても楽しく英語を勉強できるアイデアだと思います。

ちなみに私が好きな芸人さんはこちら。


Youtubeをうまく使うと、自然な英語に楽しくふれることができるので本当におすすめです。

教会のESLクラスに参加する

語学学校の中だけでは、どうしても先生や学生同士のやり取りに限られてしまいます。

それに気づいて先生に相談したところ、教会のESLクラスを勧められて、それ以来毎週通うようになりました。

ESLというのは、English for Second Languageの略で、英語を母国語としない人たちのために、教会や図書館で行っている無料の英語教室のことです。

私が留学したカナダは移民の国なので、英語がうまく話せない人のために昔から教会でこういった英語学習のサポートがあるんだそうです。

ESLクラスは、だいたい週に1回なので、いくつかの教会をはしごすると週に2回3回と受けることができます。

時間は18:30~とか、19:00からとか、学校や仕事帰りに来れるような時間になっています。

実際に私も2つの教会で週に1回ずつ通っていました。

うさ丸
うさ丸
ESLのはしご

それぞれの教会で個性があって、学校での授業のように単語やフレーズを確認するような教会もあれば、4~5人のグループにチューターが1人入って、その日のトピックに沿ってずっとおしゃべりするという教会もあります。

参加者のレベルも色々で、ほとんど話せない人から英語で仕事をしている人までいます。

また、同じようなESLクラスが図書館でも開かれているので、いろんなところに行ってみて好きなクラスを見つけるのがいいと思います。

毎週参加していると顔なじみになって話せないなりに話をするようになるので、何回か通ってみることをおすすめします。

話せないまま帰国にしないために、自分にとっていい場所を探すのは大事なことです。

 

話せないまま帰国するのがイヤならコレ気をつけて!

留学すれば英語がうまくなると思っていたのに、期待したほど上達しなかったという話をきいたことはありませんか?

私が実際にカナダ留学中に感じた、英語の上達を妨げてしまうついやりがちなことについてまとめてみました。

日本人とつるむ

これはよく聞く話で、実際に語学学校の中でも同じ国の人同士で固まっているのをよく見かけました。

特に日本人は学校の中でも数が多いので、目立つというのもあると思います。

また授業が終わって放課後に遊びに行くときにも、日本人の友だちと普通に行動してしまうと日本にいるのと変わらない時間を過ごすことになります。

日本人の友だちと話すな!というわけではなく、日本人とばかり過ごすことになってはいないかと、自分で自分をよく見ておく視点が必要ということです。

英語しか話せない環境だと、正直ストレスもたまります。言いたいことが言えないストレスを発散したくて日本語で思い通りに思いっきり話したい!と思うのも至極当然のことです。

バビコ
バビコ
言いたいことが言えないストレス

でも意識して、日本語に流され過ぎないようにしておくことがとても大事です。

話せないまま帰国になりたくなかったら、まずこれを気をつけるのが得策だと思います。

 

便利すぎる世の中

パソコンや携帯電話を使って生活していると、便利な反面”便利すぎる”こともあると感じました。

日本と連絡が取りやすい

留学中、日本にいる家族や友だちと連絡を取らなければならない場合もあります。

何かトラブルがあったときなど、すぐに日本と連絡が取れるのは本当にありがたいこと。

すぐに連絡できることでトラブルを回避できますからね。そういう意味では連絡が取りやすいのはありがたいことです。

でも連絡が取りやすいだけに、しょっちゅう日本とやり取りすることにもなりがち。

何のために留学してるんだっけ?

時々、日本にいる時と同じ時間の使い方になっていないか?と、振り返ってみることが必要だなと感じました。

zoomでセミナー参加

日本で開催されているセミナーにも、zoomでなら参加できてしまうというこの便利さ。

コロナ以降zoomセミナーも増えたから、なおさらです。

これもとても便利で、聞きたいセミナーが世界中どこにいても聞けるというすばらしい状態なのですが、やり過ぎると”なんで留学に来てたんだっけ?”となる典型的な例です。

うさ丸
うさ丸
ありがち

Youtube日本語チャンネル見過ぎ

どこでも見放題のYoutubeは、日本にいる時と同じように日本のチャンネルを見ることができて便利な反面、日本語ばっかりに接することにもなります。

実際私もつい見てしまっていました。そして時間が過ぎていく…ということもしばしば。

うさ丸
うさ丸
ダメじゃん

そこで私はカナダ留学中、いろんな英語チャンネルをたくさん登録しました。

語学学校の先生のおすすめとか、日本人の友だちがおすすめする英語チャンネルとか、日本にいる時には見なかった英語チャンネルをいくつも登録して、それを見るようにしていました。

もちろん息抜きに日本のYoutubeチャンネルを見ることも、たまにはアリ。

バビコ
バビコ
息抜きも必要

でも、そればっかり見ていたら話せないまま”なんで留学に来てたんだっけ?”ってことになります。

留学期間が長いと無意識に日本語を求めてしまうと思うんですよね。無意識にね。

それに気づけるかどうか。ちょっと意識してみようと思うだけでも違うんじゃないかと思います。

話せないまま帰国は避けたいですからね。

不自由に慣れる図太さ

カナダに1年2か月留学して感じたのは、英語が話せてるんじゃなくて、通じなくて不自由な生活に慣れていく図太さが育っただけだったんじゃないか?ということです。

うさ丸
うさ丸
図太さ

確かにそういう図太さも、海外で生活するには絶対に必要なことです。

でも、ただ不自由な生活に慣れるんじゃなくて、その図太さを身に着けた上で英語を上達させようとするのが、きっと最強なんだと思っています。

次回のカナダ留学では、この図太さを身に着けつつ英語を勉強したいです。

 

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おわりに

いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。

留学中の英語の勉強はどうすればよかった?についてまとめました。

私が留学中に行っていたのは

  • 語学学校の授業
  • 放課後アクティビティ
  • 教会のESLクラス

英語が話せないまま帰国することになっちゃうパターン

  • 日本人とつるむ
  • 日本と連絡取りすぎ
  • Youtube日本語チャンネル見過ぎ
  • 不自由に慣れちゃう

少しでも参考になればうれしいです。

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