留学に行こうと決めてから、諸々準備が始まるわけですが、何から始めればいいのか、いつまでにどうしておかなければいけないのか、わからないことだらけで不安になりますよね。
この記事では、早めに取りかかった方がよい航空券の予約について、2024年3月時点での私自身の状況を含めてまとめます。
カナダ留学の航空券はいつ買う?
カナダへ留学すると決めたら、やることは
- 語学学校を決めて申し込む
- 出発日が決まる
- 航空券を予約する
この順番で進めていくいいと思います。
授業開始日の2~3日前に出発
語学学校は、だいたいどこも4週間で1タームの授業設計になっています。
授業プログラムの初日から参加できるのがベストなので、まずは語学学校にいつから通うのかを最初に決める必要があります。
登校初日が決まったら、その日から2~3日前に日本を出発するのが一般的です。
学校を通してホームステイを申し込んでいる場合、ステイ先の受入日がいつなのかを確認して、その日から滞在できるように逆算して出発日を決めることになります。
出発日が決まったら、航空券を予約します。
約330日前から買える
航空券は、出発日の約330日前から予約できます。
いつ買うかと言ったら、約330日前から買うことができるということになります。
私は今回、旅行代理店に航空券の手配をお願いしたのですが、担当者とのやり取りからいろんなことを知ったのでシェアしますね。
出発日の約330日前になると、航空券の特別料金が設定されて、旅行代理店や留学エージェントから値段の問い合わせができるようになるそうです。
この約330日前というのは、「約」なので、これを過ぎても航空会社が特別料金の設定を渋る場合もあります。
今回私が手配した航空券も、330日前を過ぎても特別料金がわからなかったのですが、わかるまで待つと座席混雑によって値段が上がる可能性が高いので、通常料金のまま予約を入れてしまおうということになりました。
結局、前回のカナダ留学の時より若干安い金額で航空券を取ることができました。
ちなみに私が取った航空券は、9月出発で東京-トロント往復296,840円。
ちなみに去年は、行き(5月中旬)だけで210,000円、帰り(7月中旬)が130,000円だったので、合計で340,000円ほどでした。
去年よりは少し安く取れたとはいえ、やっぱりかなりの金額ですよね。カナダは遠いだけに、航空券代がかさむのが難点です。
旅行代理店に頼む
私は前回のカナダ留学では、自分で航空券を手配しました。
ネットで最安値を探して買ったのですが、いつ買うのがいいのかも相場もわからなかったので、あまり考えもせずにその段階で出ていたものを買ってしまいました。
席がなくなってしまうことが一番怖かったので、あれこれ比較検討するよりも、あるものを買っちゃおうという感じでした。
今回、旅行代理店に航空券をお願いしたのは、次の理由からです。
- 日にちを指定して確実に”往復”を取りたかった
- 手配を丸投げしたかった
いつ買うのがいいのかいろいろ考えたり迷ったりするのがもう面倒で、自分で探すのが億劫だったんですよね。
なので旅行代理店に条件だけ伝えて、あとはお任せでやってもらいたかったのです。
ここは人それぞれ好みが分かれるところだと思います。自分で取れる!取りたい!って思う人は自分で取るのがベストです。
カナダ留学はどの航空会社で行く?
カナダは遠い。
特に私が行く予定のトロントは、カナダの中でも日本から遠い東側です。
カナダ/トロントへは直行便で
私がトロントに行くときには、飛行機は直行便一択です。
直行便はエアカナダ(AC)か全日空が就航しています。
そして直行便でも片道13時間かかります。
仮に乗り継ぎで行く場合、航空券代は安くなりますが所要時間が18時間とか19時間とか、20時間以上かかることもあり覚悟が必要です。
航空券の値段は多少高くても、時間優先。直行便を選びます。
これもどこに重点を置くかは人それぞれで、航空券の安さを最重要と考えるなら、時間がかかっても安い便でいくのがベストです。
カナダ/バンクーバーが人気なわけ
同じカナダ留学でも、日本から近いカナダの西側にあるバンクーバーなら、飛行時間は9時間です。
トロントとの差は4時間もあります。同じ国の中なのに、こんなにも離れているなんて、カナダはホントに広い国ですよね。
バンクーバーは飛行機での以降時間が少ないため、アジアからの留学生に人気のある都市です。
でも反面、アジア人学生が多すぎて、トロントと比べると語学学校の中でも日本人率が高いことがデメリットともいわれます。
移動時間の短さを取るか、日本人率の低さを取るか、留学先を決める時にはこのあたりも考えないといけないぽいんとになります。
お得な時期はいつ?
航空券の値段って、あってないようなものというか、時期によってこんなにも違うのか?と思うほど変わります。
繁忙期
カナダの場合、東京→トロント便は、7月~8月上旬が非常に混雑する”繁忙期”にあたるそうです。
夏休みを利用した個人旅行とか、9月から始まるカナダの学校に留学するための移動とか団体旅行とか、とにかく行きたい人が増えるのでその分航空券代も上がるわけです。
また帰りのトロント→東京便だと、12月はホリデーシーズンなので”繁忙期”です。
いま日本は円安のため、海外から見ると物価が安くて人気の旅行先なのだそうです。なので海外の人が日本に行きたがるためトロント→東京便も値段は高めです。
日本的に言うと、盆と正月は航空券的にも”繁忙期”って感じでしょうかね。
閑散期
東京→トロント便は、8月中旬以降は需要がガクッと減るらしく、値段的にはお得。7月~8月中旬の繁忙期に比べると安くなるそうです。
いつ買うかというギモンには8月中旬以降がひとつの答えになりそうです。
帰りのトロント→東京便も、12月中はホリデーシーズンですが1月に入るとガクッと値段が下がるそう。
帰りの便をいつ買うかについては、1月以降が狙い目のようです。
1~3月の寒い季節はあまり人気がないようで、行きたい人がいないということは航空券もお安めです。
航空会社としては、ほぼ空っぽの飛行機を飛ばすぐらいなら、安くしてでもお客さんを乗せた方がまだマシというわけで、破格のチケットが出ることもあるようです。
航空券は値段も張るので、留学する時期によって留学費用はだいぶ変わってきますね。
留学の予算を節約したい人は、航空券の値段が安くなる時期に留学するのがよさそうですね。
東京-トロント便の繁忙期と閑散期は、1年を通じてだいたいこんな感じになるようです。
出発日が決まったら即予約
航空券代は、出発日に近くなればなるほど高くなります。
だからできるだけ早い時期に予約した方が安く手に入ります。
航空券の手配が後手に回ると、航空券が取れずに最悪出発日に出発できなくなる可能性もあります。
とにかくまずは出発日を決めて、すぐに航空券を予約しましょう。
おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
カナダ留学の航空券、いつ買うのがいいかまとめました。
- 約330日前から買える
- 授業開始日の2~3日前が日本出発日
- 7~8月上旬や12月のホリデーシーズンは航空券が高い
- 8月中旬以降や1月以降は航空券が比較的安い
航空券代はなかなかバカにならない金額なので、”繁忙期”を避けて留学を計画できると節約になりますね。