語学留学することを決めると、留学準備でまず気になるのが語学レベル。
私も1年2か月のカナダ留学の前には、英語のレベルが心配でオンライン英会話のレッスンをしばらく続けていました。
でも実際にカナダに留学してみると、自分の口から思ったとおりの英語が出てくることは悲しいかなありませんでした。
そうなって初めて、留学準備でオンライン英会話より大事なことが抜けていたことに気がつきました。
この記事では、オンライン英会話の思わぬ落とし穴と、私が留学してわかったオンライン英会話より重要なことについてまとめます。

オンライン英会話は留学準備に効果あるの?
カナダ留学前の準備
私は1年2か月の間、カナダに語学留学をしていました。
私がカナダ留学をする前に、留学準備として友だちから強く勧められたのがオンライン英会話のレッスンでした。
当時の私は留学前にそこまで英語を勉強しておくイメージは持っていなかったのですが、友だち曰く
こんな風にお尻をたたかれたので、あわててオンライン英会話のレッスンを始めたのでした。
友だちからオンライン英会話の先生を紹介してもらい、週に1~2回のレッスンを6か月ほど続けました。

初めは緊張したけれど、段々と話せるようになってきたかもな~ぐらいまでやったところで留学準備は時間切れとなり、そのままカナダ留学に出発しました。
カナダ留学で気づいた悲劇
カナダでは語学学校に通って英語の勉強をしていました。
授業も、友だちとの会話も全て英語の環境にどっぷりとつかる毎日。

毎日英語英語英語の生活を送る中で、だんだんと耳が慣れてきているのを感じたし、わからなければ聞き返せばいいんだという度胸もついてきました。
自分でも進歩を感じてうれしかった。うれしかったのですが…。
この時期私がうれしさよりも強く感じていたのは、実は絶望感でした…。

その理由は…
英語環境にいるので、相手が何を言っているかある程度わかるようになってきも、自分の言いたいことを言おうとすると、突然脳みそが固まったようになって言葉が出てきません。
苦し紛れに発するのは、「Yes」とか「No」とか、せいぜい「I think so」とか「I don’t think so」とか、その程度。
留学準備でやったオンライン英会話は何だったの?
カナダの語学学校で毎日受けている授業は何なの?
なんでこんなにも口から言葉が出てこないの?
もう悲しすぎて本当に落ち込みました。カナダまで来てこれか…。
私は英語環境に身を置きさえすれば、英語はめきめき上達して、どんどんしゃべれるようになると思い込んでいたんですよね。
そう。現実はそうではなかった…。
みんな勘違いしてる
もし、あなたが「オンライン英会話をやれば英語をしゃべれるようになるはずだ」と思っているなら、それはこの時の私と同じです。
単なる勘違いでしかありません。
そう。オンライン英会話をやったところで、英語がしゃべれるようにはならないのです。
だってよく考えてみてください。
オンライン英会話での外国人の先生との会話って、そもそも会話になっていましたか?
単語を並べただけで先生が理解してくれてたり、言葉が出なくて詰まっていると先生が助け舟を出してくれてたり。
至れり尽くせりの「なんちゃって英会話」でしかなかったはず。
思い返せば私もそうでした。
それに気づかず英会話ができてるつもりになったいたら、そりゃあ自分から言葉を出せるようになんてなるわけないじゃん。ねぇ。
確かに留学準備として、オンライン英会話で外国人の先生と話す状況に「慣れる」という効果はあるかもしれません。
でも、なんちゃって英会話で自分の口から言葉が出るようになるかと言われたら、そんなことは残念ながら「ない」です。うん、ない。
そんな夢のような話はない
英語をシャワーのように浴びていたらそのうちしゃべれるようになるなんて、そんな夢のような話、信じてしまいそうだけど、よく考えたらそんなはずはないですよね。
10歳くらいまでの子どもならまだしも、大人になってからの英語学習で聞くだけでしゃべれるようになるなんて絶対にないです。
1年2か月カナダに留学していた私が、現地で体験したのはまさにそういうことでした。
どんなに英語にどっぷりつかった生活をしたとしても、自分の口から言葉が出てくることは、また別の話なんです。
それに知っていましたか?
オンライン英会話をやっている人のうち、始めてから3か月以上続く人は4人に1人しかいないという衝撃の調査結果があることを。

75%の人が3か月以内に止めていくのは、思っていたような効果が感じられなかったからだと思いませんか?
せっかく勇気を振り絞ってオンライン英会話にチャレンジしてみたけど、思ったようには話せていないと、たくさんの人が感じている。
それなのに、オンライン英会話をやれば英語がしゃべれるようになるんじゃないかと思っている人がたくさんいる。
これ、どこかがおかしいですよね?
いったいどこがおかしいのか?何が違っているのか?
どうすれば口からポンと最初の一言を英語で出せるようになるのでしょうか?

半年続けても上達しない本当の理由とは?
脳みそは母国語最優先
私はカナダ留学中に”自分の言いたいことが言えない現象”に気づいて落ち込み、そしてその時さすがにどうしてこうなってしまうのかを考えました。
そして、あることに気がつきました。それは…
そうなんです。何かを言おうとする時、無意識に頭の中で言いたいことを日本語から英語に直して話そうとしていたことに気がついたのでした。
そういえば、こういうことをやってしまいがちってことを聞いたこと、ありますよね。
私も聞いて知っていました。
でも自分が無意識にそれをやっているということに初めは気づかず、とにかく出だしで詰まる、最初の一言が出てこないという現象だけを感じていました。
これってホントに一瞬のうちにやってしまっていることなので、気づかないんですよね。
だから無意識にこれをやり続けちゃっていました。
たとえ英語環境にいたとしても、口から言葉を出そうとした瞬間に脳みそが日本語モードになっている…。
言葉を出そうとした瞬間に、脳みそが日本語モードを発動するから最初の一言が出てこない。
でも、これは母国語じゃない言語を使うときにはもれなく起きる現象で、誰にとっても仕方のないことなんだそうです。
だって脳みそは母国語最優先になっているから。
だからこの「母国語最優先」モードになんとか切り込んでいくにはどうすればいいか?が重要ですよね。
英語を話すための勉強法
母国語最優先の私たちが英語を話そうとする時、母国語とは違う脳の使い方がされています。
私たちの脳は英語を使う時、「聴く(リスニング)」と「話す(スピーキング)」では脳内で使われる場所が違うって知っていましたか?
図にするとこんな感じです。

英語を話すには、脳みその中のスピーキング担当の場所をうまく使えるようになることが必要だということです。
つまりスピーキング脳を育てるということです。
じゃあスピーキング脳を育てるにはどうすればいいのか?ですよね。
「意味」を「音声」に変える
スピーキングの定義は「頭に思い描くことを音声で表現する」こと。
つまり「意味」を「音」に変える作業を、脳みその中ですごいスピードでやる必要があるということなんです。

オンライン英会話で言いたいことが思うように言えないのは、私たちの脳みその中に「意味」を「音声」に変えるための”武器”がないからです。
「意味」を「音声」に変えるための”武器”とは、
短い英語の文章をつなげたり入れ替えたりする能力のこと
これを「英語の土台」と考えて作られた教材があります。
それが、英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】。
英語を話すスピーキング脳を育てるために、「英語の土台」をまずは作ろうという考え方の教材です。
家を建てる時に基礎工事が大事なのと同じように、英語でも話せるようになるには「英語の基礎構造」が大事なんだということです。

でも勘違いしないでくださいね。
「英語の土台」を作るのになにか新しいことをしなくちゃいけないのかと考える必要は、全くありません。
中学英語で充分
スピーキング脳を育てるのに必要な「英語の土台」を作る時、難しい単語や構文は必要ありません。
英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】のLevel1の例文を見てみればわかります。
英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】では、短い文を使って英語特有の言い回し術を体得していきます。
具体的に言うと…
- 基本の文を作る
- 変化させる
- 別の文を代入する
- 合体させて言い回しを広げる
というステップで進みます。
実際にLevel1の例文はこんな感じ。

こんな風に、短い文章をつなげたり入れ替えたりすることを練習するのです。
この文章、単語も構文も難しくはないですよね?
そう、中学英語で充分なんです。
スピーキング脳を育てるのに必要な「英語の土台」は、実は私たちの中にすでにあるものを使い回せば作れるものなんです。
中学英語程度の単語と構文があれば、あとはトレーニングするだけです。
材料はすでに私たちの中にあるわけです。
英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】は「無料お試し版」があるので、気になった人はゼヒ実際に試してみてくださいね。
\スピーキング脳を育てる英語教材を無料体験!/
英語スピーキング特化教材【YOU CAN SPEAK】については別の記事で詳しく書いているので、気になった人はゼヒ見てみてくださいね。

おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
留学準備でオンライン英会話を始める人は多いと思いますが、ただ外国人の先生となんちゃって英会話を続けるようなら効果はないと考えた方がいいでしょう。
それより
ことの方がよっぽど実践的です。
すでに私たちの中にある中学英語を使い回して、足元である「英語の土台」を作っていきましょう。