私が50代で留学に行くことを決めたとき、周りの人たちの反応は賛否両論だったし、いぶかしがる人も結構いた気がします。
日本にいると年齢によって”できること”や”やりたいこと”に制限をかけられる気がして仕方がないのは、私だけ?
この記事では、実際に1年2か月のカナダおばさん留学をした私が、おばさん留学だからこそよかったぜ!と思うことについてまとめてみました。
おばさんだからこそ留学した方がいい
50代でおばさん留学を決意
ずう~~っと働いてきていると、「コレこのままいくとどうなるんだろう?」ってふと考える時ってない?
私はあった。
そして1度そう考え始めたら、止まらなくなったの。
いつも、何しててもそのことが頭に浮かぶようになって、これまでのあたり前がガラガラと音を立てて崩れていくような感覚を味わったんだよね。
朝起きて
働いて
たまに飲みに行って
家事やって
ジム行って
疲れて寝る。
え。。。。。。。。
これをいつまで繰り返すんだろう?繰り返していくとどうなるんだろう?
お金は間違いなく稼げるけど、そしてそれによって安定した生活は遅れるけど、それで?
その先は?
その他は?
こうなっちゃったらもう、これまで通り働くことはもはやできなかった…。
むしろこれまでどうしてこんな働き方ができてたんだろう?と不思議にさえ思ってしまったもんね。
それで仕事を早期退職しました。
だから私の場合は、まず仕事を辞めたのが先だった。その後「留学行こう!」ってなった。
50代最後の年に、ずっと行きたかった1年以上の海外留学を決めたんだよね。
60代で1年2か月のおばさん留学
留学に行くのを決めたのは50代だったけど、そこから準備して実際にカナダに行ったのは60代になってからだった。
完全なるおばさん留学だったけど、年齢なんてどうでもよかった。
とにかく私はゼッタイに1年以上海外で生活してみたかったから、それを自分に経験させてあげることで頭もからだもいっぱいいっぱいだったよ。
あとから友だちに
みたいなこと何度も言われたけど、そういう問題じゃなかったんだよね。
迷いに迷って決断したって感じじゃなくて、
って感じだった。
いったい何に抑圧されてたの?って言われそうなぐらい、日本を飛び出して海外で生活してみたかったんだよね。
1年2か月のカナダ留学中は、語学学校に通ったり、ホームステイやルームシェアをしたり、友だちもできたし、いいことがたくさんあった。
反対にトラブルもいっぱい経験した。
骨折したり、携帯がつながらなかったり、ビザが半年しか発行されてなかったりね。コロナにも罹ったし、住んでた所を追い出されたりもした。
海外生活ではこの手のトラブルはつきものだと思うけど、そういう時、やっぱり働いてきた経験がものをいうんだよね。
誰に相談するのが良さそうか、どういう手順で行くのが良さそうか、自分である程度判断できるのはホントに強いと思う。
学生なら、親かエージェントに泣きつくしか、多分できないだろうと思うからさ。
実際、語学学校で友だちになった日本人の大学生は、親やエージェントに電話しまくってたもんね。
私はカナダでいろんな人に助けてもらったし、これまでの人脈のありがたさを思い知ったよね。
そういう意味でも、50代60代で行くおばさん留学は、むしろアリだと思っている。
この年代で行く方が、多分ね断然おもしろいと思うんだよね。
学生の頃には考えられなかったメリット
仕事と結びつけなくていい
私の場合は仕事を全部辞めてカナダ留学に行ったし、留学が終わって帰国した後もどこかに就職しようとは思っていなかった。
もう誰かに雇われる働き方はしないって決めてたからね。
だから、留学そのものを”仕事のための何か”と結び付けて考える必要がなかったことがすごく良かったってと思ってる。
よく聞くパターンで、「仕事上必要で」とか「転職のため」とかって理由で留学に来ている社会人の人もいるし、学生は就活を視野に入れて留学してる人が多い。
私はそれには当てはまらないからね。
そこにすごく自由を感じられたのがよかったと思ってる。
50代60代でのおばさん留学の軽やかさは、こんな風に仕事には関係ないってとこから来ていると感じるなぁ。
なんか知らぬ間に仕事に縛られてきたからこう感じるのかな?
シンプルに、「行きたいから行く」「やりたいことやる」ってところに、この年代だからこそのパワーを感じられると思うんだよね。
自分で稼いで留学する
留学って、たとえ数か月でもそれなりにお金のかかること。
私みたいに1年以上ってなると、それなりに費用はかさむよね。
私は1年2か月のカナダおばさん留学で、約500万円使ったよ。
500万円ってかなりの額だよね、確かに。
でも、どうしても海外で1年以上生活してみたかった私にとっては、
って感じだった。
だって日本にいたってタダで生活できるわけではないからね。それなりにお金はかかる。
日本にいるより割高な生活をカナダでしてみようってことだから、まぁ500万円ぐらいはかかるでしょって思ってた。
それに、自分で稼いだお金を自分がやりたいことに使うのはすごく気持ちのいいことだなって、この時思ったよ。
私もこのカナダおばさん留学以外に、こんなにドカッとお金使ったことなかったからこれが初めてだったけど、お金の使い方として満足度が高かったって思ってるんだよね。
親のお金でいける学生留学の方が気楽で良さそうって、もしかしたら思うかもしれないけど、私はそうは思わなかったな。
自分で稼いだお金で行きたかった留学に行くのって、親にお金出してもらう学生留学とは全然違う達成感があると思ってる。
長く働いてきただけに、余計にそれを感じるのかもしれないけどね。
海外ノマド目指してやりたいことやる
留学は仕事のために行ったわけではないけれど、私にはやってみたい働き方があるんだよね。
それが海外ノマド。
パソコン1台で世界中どこからでも仕事ができるスタイルね。
これをめちゃめちゃ実現させたい。
これも50代60代でおばさん留学したことで現実味を帯びてきたんだよね。
っていうのも、私がカナダにおばさん留学していた時に知り合ったメキシコの女性が、海外ノマドをリアルでやってる人だったんだよね。
彼女はメキシコでWEB広告の会社をやってる人で、たぶん年代も同じぐらい。
自分一人で会社を始めて、いまはスタッフを数人抱えてバンバン利益出してるらしい。
メキシコだけじゃなくて英語圏にも進出したいってことで、トロントに語学留学に来ていて、同じ語学学校で友だちになったのね。
彼女はトロントのシェアオフィスを仕事場にしていて、私もそこにゲストとして入らせてもらって、一緒に自分の仕事をやっていたんだけど、それがめっちゃ新鮮だった。
私にとっては、留学って英語を勉強したり、違う文化に触れたりするってことだったんだけど、そこに「海外で働く」っていう新しい切り口が、突然降ってきたみたいな感じだった。
彼女のシェアオフィスはトロントのど真ん中にあって、超広くてキレイ。
オフィスでは英語はもちろんだけど、いろんな国の言葉が飛び交ってて刺激的。
その場に実際に行った時「パソコン1台あれば、世界中どこでだって仕事できるじゃん」ってことがホントの意味で腑に落ちた感じがしたんだよね。
こういうのって、50代60代でおばさん留学だったからこそわかったことで、学生留学だったらここまで腑に落ちる感じはきっとなかっただろうと思う。
こういう経験ができるから、50代だろうが60代だろうがおばさんだろうがおじさんだろうが、このタイミングで留学するのってすごく意味あるなって、私は思ってる。
おばさん留学最強説
私は実際に1年2か月のカナダ留学をしてきたし、なんならもう1回カナダ留学しようと準備を始めてる。
私は、お金も時間も自由になったこの年代で、行きたかった留学に行けるのってホントに可能性しかないと思ってるんだよね。
自分の人生振り返って、いまだかつてこんなにも時間とお金が自由だったことってある?ないよね。ないと思う。
50代だからとか60代だからとか、いろんな言い訳言ってないで行きたいなら行ってみるといいと思うんだよね、ホントに。
バビコと直接話しませんか?
おばさんだからこそ留学した方がいいと考えている私バビコが、ZOOMで直接お話しすることを始めました。
私のカナダ留学での体験を、”知りたい””聞きたい”っていう人に向けた企画なの。
おばさんが留学に行くリアルについて、ぶっちゃけいろいろ話せる場があってもいいんじゃないかと思ってやり始めたんだよね。
留学エージェントに聞きづらいことも、この際ぶっちゃけで何でも話しちゃお!という、ユルくておもしろい場にしたいんだよね。
おばさんだけど留学したいって人がもっと増えたらいいな~と思ってる。
詳しいことは、下のバナーをクリックしてご案内ページに飛んで見てみてね。
おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
私は、50代60代でおばさん留学は、むしろアリだと思ってる。
- 仕事と結びつけなくていい
- 自分で稼いでいく留学は満足度高い
- 海外ノマドが実現範囲内
お金と時間って永遠のテーマだけど、今だからこそできることってホントにあると思うんだよね。