失敗だらけ

50代60代女性の働き方どうするのがいい?長く続けられる仕事を辞めたリアル

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私は50代最後の年に留学に行くと決めて、1年2か月のカナダ留学を実現させました。

その時は、仕事を全て辞めて、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで人生初の1年越え海外生活を始めました。

帰ってきて復職の目途もない、どうやって食べていこうか具体的な仕事のあてもない。

でも、どうしてもカナダ留学をしてみたかった。だから行った。

何かをやり直したかった。そんな感じでした。

この記事では、50代60代の仕事や人生って何を大事にするのがいいのかな~?ということについて、私の考えをまとめてみました。

 

50代60代、仕事も人生もやり直したい!

 

 

50代60代女性の働き方ってどうするのがいい?

気がついたらずっと働いてた

私はずっと公務員として働いていたのね。公務員って女性が長く続けられる仕事No.1って感じじゃない?

で、30代後半から40代初めの頃に5年間働いてたのが激務な部署でさ。

繁忙期の残業が月90時間は当たり前っていうところだったのね。

なんか毎日亡霊のようにふらふらと仕事に行って、残業で疲れ果ててまたふらふらと亡霊のように家に帰ってくる。そんな毎日だった。

疲れてるんだけど、もう疲れていることすら、よくわかんなくなっちゃってた。

なんか自分が機械の部品の一つになったみたいな感じで、ただただ言われるがままに機械のように働いてた。

仕事ロボットみたいな毎日の連続だったんだよね。

 

そしたら、ある日何の前触れもなく、「あ、あと10年以内に、私ココ辞めるな」って、ふと思ったんだよね。

安定していて、女性が長く続けられる希少な仕事なはずなのに、なぜか「辞める」ってことが頭をよぎった。

その瞬間のことすごく鮮明に覚えてるんだけど、実際それから8年後に、本当に公務員を退職したのよね。

だから、あの「予感」みたいなのってなんだったんだろう?って今でもちょっと不思議に思う。「予言」だったのかな?

当時、仕事は辛くても辞めたいって考えはなかったからさ。

 

ある時ぶっ壊れた

公務員って、3年~5年で部署異動があって、そのたびに全く違う仕事を1から覚えなきゃいけないのね。

それまでの経験が活きる部分も多少はあるけど、新しく覚えなきゃいけないことの方が圧倒的に多いんだよね。

で、特に最近はいろんな救済措置とか特例とかがあるから、その全体像や仕組みを理解するのも一苦労なわけ。

その煩雑さが半端なくてね。

 

で、あの「予感」から6年が経った頃、私はある部署に異動して数か月で「うつ病」っぽい症状が出て、そこから3か月休職することになるんだよね。

事務量も多いし、複雑な上に精度を求められるし、苦情の対応も多いしで、その部署1年目の私にはきつかったんだよね。

眠れない、咳が出続ける、ご飯が食べられない。

こんな症状が続いて、ある時突然、仕事のために自分の席に座っていることができなくなっちゃったの。

職場での人の声とか、電話の音とか、プリンターの音とか、ざわざわした感じとかが、もうどうにもこうにも耐えられなくて、そこに身を置いていることができなくなっちゃったんだよね。

その時、勤務時間中だったんだけど、いきなり荷物を抱えて立ち上がると、逃げるようにそのまま家に帰ってきちゃったの。

あんなこと、ホントに人生で初めてだった。

ぶっ壊れちゃったんだよね。

 

それから職場の保健師さんに相談して、心療内科を紹介してもらって、そこを受診したら「うつ病っぽい症状が出ています」って言われて診断書を出してくれた。

「うつ病っぽい」?

そういうの私には無縁だと思っていたから、こんなこと言われたのは人生初。

保健師さんには、

休職したからといって、治るとは限らないんですよ

って言われたけど、「この状態であそこに戻ることは絶対に避けなきゃいけない」って感じたので、「治るとは限らなくても、休職します」って言って、3か月休職することになったの。

人生初の病欠3か月。

 

復職はもっと辛かった

休職して初めの頃は、とにかく薬飲んで寝てた。起き上がれなかったの。

そのうち動けるようになってきて、ここぞとばかりにハリーポッターを全巻読破したり、スターウォーズを全話見たりとかしてたな。

休んでいる間も、誰かが私の仕事を肩代わりしてくれているんだと思うと、ありがたいというより申し訳なくて、穴があったら入りたい気持ちになってた。

だって、以前の激務の部署で病欠の人が出た時に、その人の分の仕事もふられて私は、

「こんなの、先に倒れたもん勝ちじゃんよ。いいよなー倒れられる人は。私なんて無駄に丈夫だから倒れることもできない。結局もっともっと働かなくちゃいけなくなるだけじゃんかよ…。アタシも倒れたいわ」

って思ってたからさ。

いざ自分が倒れたら、きっと職場の人たちは私のことを同じように思っているんだろうなって思って、落ち込んだよね。

 

3か月の休職が終わると、そこから仕事のリハビリが始まったんだよね。

保健師さん曰く、

近年は休職者が多くて、いきなり復職させて失敗するケースが多発していたので、独自にリハビリの仕組みを作って、だんだんと仕事に慣れてもらうようにしてるんです

だって。

だから段階的に、1週間ごとに仕事をする時間を増やしていくの。

  1. 10:00~12:00
  2. 10:00~14:00
  3. 10:00~17:00
  4. 8:30~17:15

1週間ずつだから、リハビリに1か月かかるわけ。

こんなの楽勝に見えるでしょ?

うさ丸
うさ丸
うん

ところがどっこい。

リハビリ初日、たったの2時間なのに、私は職場に身を置くことがこんなにも辛いのかと愕然としたんだよね。

あっちこっちで電話が鳴る音、ざわざわざわざわいろんな人がしゃべってる声、全館放送のアナウンス、キーボードやプリンターの音。

音という音が耳に飛び込んできて、気が狂いそうになった。

あやうく初日で帰りそうになったもんね。

3か月仕事を休んでも、いまだにこんなにもぶっ壊れたままなのかと知って、なんか膝から崩れ落ちそうになった。

どこから、何をやり直しってことなのか全く分からなくなっちゃって。

あんな感覚は人生初だったな。

あの時点では、到底復職できるとは思えなかった。

このまま辞めることになるのかな…って思ったよね。

 

でもそれも何とか乗り越えて、1か月のリハビリ期間を終え、フルタイムで復職。

そこから2か月間、窓口には出ずにバックヤード的な仕事だけをやらせてもらって年度末を迎え、新年度からは別部署に異動させてもらったんだよね。

別部署では何とか普通に仕事ができるまでに回復して1年間勤めたんだけど、それはちゃんと1年しっかり働いて、それから辞めたかったからなの。

そうじゃないと、この先やり直しがきかなくなる気がしたの。

どうしても「うつ病」で辞めたってことにしたくなかったんだよね。

 

復職して、1年勤めて、そして退職した

あの「予感」から8年後だった。

 

50代で働き方を変えざるを得なかった

ずっと勤めてた仕事を辞めるのは、ものすごく怖かった。

無収入になっちゃうことが恐怖だった。

でもあの休職した経験があったから、あの状態になるのはこの人生ではもうごめんだと思ったよね。

 

こんな風に仕事を辞めるとさ、次に働くとなるともう自分を壊してまでは仕事したくないって思うようになるよね。

働き方を考えないわけにはいかない。そこがやり直しポイントだからね。

だからその後は、自分がやってみたいと思う仕事しかしないようになった。

そしてそれさえも全部辞めて、カナダに行くことにした。

だって働くことよりなにより、やってみたいことを優先させないとつじつまが合わなくなってきちゃったんだもん。

バビコ
バビコ
やりたいこと優先

仕事の仕方がどうのって話じゃなくなってきちゃったんだよ。

長く続けられる仕事を辞めたリアル

人に雇われたくない

カナダ留学中も、カナダから帰って来てからも、どういう仕事をしていこうか、どんな風に働こうかをずっと考えてるよね。

もうこの期に及んで人に雇われる働き方はしたくない

もうさんざんそうやって仕事してきたわけだからね。

だとしたら自分でやっていくしかないよね。

でもじゃあ何を?どうやって?

それを模索しながら、いろんなことを試してみてる。

仕事の仕方も考え方も、やり直しのオンパレードだよね。

 

日本とカナダを行き来する

ひとつ決まっているのは、これからも日本とカナダを行ったり来たりする生活をしていきたいなと思っていること。

前回行った1年2か月のカナダ留学がきっかけで、これからも1年に1度はカナダで数か月過ごすっていうスタイルを続けていきたいんだよね。

 

前回みたいに1年以上の長期間っていうのは考えてなくて、でも3か月とか4か月とかそういう単位でカナダに住むことをやっていきたいのね。

カナダにいる間は、語学学校に通って英語の勉強をしたいし、ボランティア活動もやりたいと思ってし、合気道のお稽古にも行きたいと思ってるよ。

これはホントに、

バビコ
バビコ
やりたいからやる

っていうことだね。

私がカナダに何度も行こうとしていることで、「この人、日本とカナダをつなぐ何かがしたいのかな?」って思ってくれる人も出てきていて、そこで新しい展開があるかもしれない

どう転がるかはわからないけど、「やりたいことをやる」スタンスは持ち続けていきたいなって思ってる。

そこがやり直しポイントだと思ってるからね。

 

英語の勉強は続けてる

毎年カナダに行こうってことになってくると、英語の勉強は続けとかないとねって話になるよね。

カナダで語学学校に通うなら、やっぱりある程度は日本にいる間にやれることやっとこうって気持ちになるよね。

私が今やっている英語の勉強といえるものは、発音矯正と「七田式英語教材7+English」っていう教材。

 

ホントにこれだけしかやってないよ。

だけど、これだけはちゃんとやろうと思って続けてる。

「七田式英語教材7+English」は、よく使う短い英語フレーズを1日10個憶えるっていうだけの教材。

シンプルだけど理にかなってるところがいいなと思って使ってる。

 

日本とカナダを行き来して、英語の勉強続けていって、いろんな人のつながりできてきたら、その先いったいどうなるんだろう??

うさ丸
うさ丸

やってみないとわかんないよね。

そうなのよ。そればっかりはやってみないとわからない。

だから、とにかくいろいろ進めてみるよ。

このブログでも何か紹介できたらおもしろいことになるかもね。

 

 

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バビコと直接話しませんか?

こんな私なんだけど、最近このブログを読んだ方からメールで感想や質問をいただくようになってきたの。

ありがたいよね。

そこで、私の1年2か月のカナダ留学についてのあれこれを、”知りたい””聞きたい”っていう人に向けて、直接ZOOMでお話しすることを始めました。

留学エージェントには聞きにくいこととか、ぶっちゃけどうなの?みたいな”ここだけの話”ができる場所にできると思うんだよね。

詳しいことは、下記のバナーからご案内ページに飛んで、内容を見てみてね。

 

\バビコにぶっちゃけ聞いちゃおう!/

 

 

おわりに

いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。

50代60代で働いていくときって、何を大事にしていけばいいのか、考えちゃうことあるよね。

みんなそれぞれ考えること、感じることがあるはずだものね。

私は仕事も人生もここからやり直したいなという気持ちがあって、またカナダに行こうと思ってるし、日本とカナダを行き来する生活を続けてみようと思ってる。

それがやりたいこと、やってみたいことだから、必然的に英語の勉強もセットになるってことだよね~。

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