私は1年2か月のカナダ留学を経験しました。
留学中は11か月をルームシェアで過ごし、その間自炊をして生活費を節約していました。
そして今回もう1度カナダ留学に行こうと、いま準備をしているところです。
この記事では、前回の留学でカナダの日本食材事情を知った私が、今回日本から持っていこうと考えている自炊に便利な日本食の食材についてまとめます。
留学先で日本食を作るなら持ち込みはこの6選!
留学で日本食を自炊して節約生活
私は2022年から2023年にかけて、1年2か月の間カナダに留学していたのね。
最初の3か月間はホームステイでしたが、その後の11か月間はルームシェアやAirbnbで自炊生活を送っていたよ。
1~2か月の短期留学の場合は、自炊をすることはあまりないかも。ホームステイで終わっちゃうでしょ?
自炊をするってことは、ある程度長期で現地に滞在するって前提なので、そのつもりで持っていく日本食材を用意しようねって話なのね。
海外では、外食はもともと高いうえに、税金やチップが加算されてさらに高くなるから、留学生は自炊することでかなり節約できるよ。
日本からの持ち込みは重いものNG
まず、今の世の中だいたいのものは現地でも手に入る。
でも現地で買うと値段が高いので、持っていけるものは持ち込みした方がいいってことなのね。
で、その時考えなきゃいけないのが「重さ」なんだよね。
荷物が重いと、飛行機に乗る時に超過料金を取られちゃうのね。
だから日本から持っていく荷物の重量は、できるだけ抑えたいじゃない?
なので、重たいものは日本食材といえども持ち込みは避けたいんだよね。
その代表例が
- しょうゆ
- 味噌
もうこれらの調味料は、今どき世界中どこでも現地で買えるから、重いのにわざわざ日本から持っていく必要はないと考えていいよ。
ちょっと割高にはなるけど、こういう重いものは現地のスーパーで買った方がいいと思う。
で、現地で買うときは、おしょうゆもお味噌もちゃんと日本のメーカーのものを買ってね。
キッコーマンとか、ヤマサみたいな日本のメーカーのものを買わないと、
みたいな、似て非なるものがいくつも出回っているから、注意ね。
日本のメーカーのものと似て非なるものの値段の差が2倍とか3倍くらいあったとしても、日本のメーカーのものを買うようにしてね。
味や香りがホントに段違いだから。
持ち込みできない食材もある
カナダの場合、持ち込みできない食品もあるんだよね。
他の国も色々規制があると思うから、調べてほしい。
カナダは特に肉類には厳しくて、たとえ加工してあっても持ち込みはダメらしいのね。
例えば「カレールー」みたいなものでも、肉のエキスっぽいものが入ってるじゃない?そうすると持ち込みダメらしいんだよ。
だから、インスタントラーメンなんかも、もしかしたら入国時に引っかかるかもしれない。
私も、「創味シャンタン」とか「ウェイパァー」の類が、トロントの中華系スーパーで2,500円ぐらいで売られていたのを前回の留学で見たから、
って思うんだけど、たぶんダメだろうから持ち込みはやめておくわ。
留学に持っていく日本食材は乾物がおすすめ
日本から留学に持っていく日本食材として優秀なのが、「乾物」なんだよね。
- カラカラに乾いているから、とにかく軽い
- 保存がきく
この2つの理由から、私は乾物をいろいろ持っていくことを強くおすすめするよ。
①塩昆布
塩昆布は、カナダのトロントでは最後まで売っているところを見つけることができなかったシロモノ。
前回のカナダ留学の時に
って思ったものの1つなんだよね。
塩昆布は便利だから、日本食作るなら持ってきたいものNo.1だね。
ご飯に混ぜてももちろんいいし、
- キャベツやレタスをちぎる
- ごま油ちょっとかける
- 塩昆布かける
これだけでサラダにもなるからね。
ちなみにごま油はどこのスーパーでも必ず売ってるから、現地で買ってね。
他にも、卵に混ぜて卵焼きにしてもいいし、色々使えるのが超便利。
現地に住む日本人の人へのお土産にも使おうと思うよ。
②切り干し大根
切り干し大根もトロントでは見つけられなかったから、海外ではあんまり売ってないんじゃないかと思う。
これも前回の留学で”持って行けばよかったもの”に入るな。
切り干し大根って煮物はもちろんだけど、そのまま入れればお味噌汁の具にもなるんだよね。
あとは、
- 少量の水で固めにもどす
- マヨネーズとツナであえる
- 塩昆布を加える
これでサラダになるから、火を使わずに1品できるよ。
切り干し大根も、現地の日本人の人へのお土産にいいと思うよ。
③わかめ
乾燥わかめも重宝なんだよね。
おみそ汁の具になるのはもちろんだけど、キュウリの酢の物にわかめが入ってるとうれしいんだよね。
海外ってさ、酢の物っていうよりマリネじゃない?
マリネって油を使うけど、たまに油っ気のないさっぱりした酢の物を食べたくなるのが日本人なんだよね。
④海苔
カナダで生活してて驚いたんだけど、海苔ってね、けっこう普通のスーパーでも売ってるのよ。
そのくらいメジャーな日本食材になってるんだなーて感心したんだけどね。
でもやっぱり風味というか香りというか、その辺はちょっと劣るかなって感じた。
だから、日本から海苔を持って行った方が満足度は高まると思う。
軽いから持っていきやすいしね。
それと、後から話すけど、日本人ってお寿司を作ることを期待される場面が絶対あるから、それに備えて持って行っといた方がいいっていう意味でも、持ち込みをおすすめするよ。
⑤かつお節
かつお節もね、中華系のスーパーに行けば買えるっちゃ買える。
でもやっぱり日本で売っているものの方が繊細なんだよね。
私はカナダで、かつお節を使ってよく白菜のお漬物を作ってた。
あとは、かつお節とおしょうゆとゴマを混ぜて、ごはんにかけて食べたくなる時があるんだよね。
かつお節も軽いから、持って行っておいて損はない日本食材だよ。
で、持っていくなら小分けのパックになってるやつがおすすめね。
⑥昆布茶
昆布茶もね、中華系や韓国系のスーパーで売ってることもある。
でも日本で買うより高いから、持ち込みした方がいいと思う。
昆布茶は調味料としても使えるから、そこが便利なんだよね。
パスタにからめてもいいし、卵に混ぜて卵焼きとか、サラダに使ってもいいしね。
私はランチジャーにスープ入れて学校に持って行ったりしてたんだけど、その時にも昆布茶使ったりしてた。
日本食材というよりは、便利な調味料としてあるといいよって感じだな。
海外ウケする日本食材4選!
レストランで世界中の料理が食べられる
カナダは多民族国家なので、街中にいろんな国のレストランがあって自国の料理を出してるんだよね。
ショッピングモールのフードコートも同様で、タイ料理、中華料理、ギリシャ料理、ベトナム料理、メキシコ料理などなど、いっぱいある。
もちろん日本食もあるんだけど、もう日本食といったら「寿司」と「ラーメン」。
この2つだと思われているといっても過言ではないんだよね。
日本食といったら寿司とラーメン
日本食はとにかく世界中ですごく人気なんだよね。
カナダでも、お寿司とラーメンは世界中から来ている留学生で知らない人がいないぐらいの知名度なのよ。
だから、「日本人がお寿司を作る」ってなったら、その威力は相当なもの。
私たちが想像する100倍くらいのパワーを持つと思っておいた方がいいよ。
私が次回滞在する予定のシェアハウスでも、私がお寿司のプレゼンをすることになってるんだけどさ。
とにかく、
っていわれたら、お寿司作っとけば間違いないから。
留学で日本食のプレゼンはお寿司に限る
で、そのお寿司もね、彼らが思ってるお寿司と日本で私たちが思ってるお寿司とではちょっと違うからさ。
「これが日本のお寿司だよ」って見せてあげると、海外の人は超絶喜ぶよ。
例えば、海外の人がイメージしてるお寿司って、カリフォルニアロールみたいなやつなんだよね。
日本人の私たちからしたら、
って思うじゃない?
でも、海外ではごはんが外側っていうのがデフォルトだから、そういうもんだと思われてるんだよね。
そこでよ。
って教えてあげるだけで、もうものすごい情報になるのよ。
だけど、
って思うじゃない?
「手巻き寿司」にしちゃえばいいから!
海苔の切り方だけ教えてあげて、具材を用意すれば、あとは勝手に楽しんでもらえるからめっちゃ簡単。
海苔の切り方は、事前にこの動画を見ておけばOK.
海外で日本食のプレゼンをリクエストされたら、とにかく「手巻き寿司」やっとけばみんなゼッタイ喜んでくれるから、安心してプレゼンやってみてね。
この時、日本から海苔を持って行っとくと、本当の海苔の味も伝えられるよね。
留学で海外ウケする日本食材
お寿司のくだりでもう一つ言うと、海外ではあんまり「ちらし寿司」って知られてないみたいなんだよね。
「お寿司=巻き寿司」ってイメージが強いみたいなの。
なのでちらし寿司を作るのも、意外と海外ウケするんだよね。
①ちらし寿司の素
そこで重要なのが、混ぜるだけでちらし寿司になっちゃう「ちらし寿司の素」ね。
これは留学で海外に持ち込みする日本食材として最強だよ。
- ご飯にちらし寿司の素を混ぜる
- 錦糸卵は面倒なので、炒り卵を作る
- 鮭を焼くかツナ缶で代用
- 緑のもの何か添える
これを大皿に盛ったら、めっちゃ見栄えいいから。
海外では見栄えはかなり大事だからね。
見栄えがいいうえに、こういうお寿司があるって知らない外国の人って多いから、見た目だけで感動されるよ。
これは、ゼッタイ持って行った方がいい日本食材だね。
で、日向夏とかカボスみたいな日本独特の柑橘系を使ってるものの方が、珍しがられるからゼッタイおすすめなんだよね。
日本食の良さがもっと伝わると思うよ。
私のルームメイトはちらし寿司を見て、
って言ってものすごく喜んでた。
「Rolled Sushi」(巻き寿司)に対して「Open Sushi」なんだろうね。
②柚子胡椒
カナダでは、わさびはすごくメジャーでビックリした。
多分お寿司がメジャーだから、わさびもメジャーなんだと思う。
でも意外に、柚子胡椒は知名度が低いんだよね。
中華系韓国系スーパーでもたぶん売っているんだとは思うけど、あんまり知られてないよね。
私は、柚子胡椒ってすごく肉に合うと思うから、これは今後海外でうける日本の味になると秘かに思っているんだよね。
だから、次回カナダに行くときには柚子胡椒を持っていこうと思ってるんだ。
③カップスープ
これは意外だったんだけど、カナダに”いわゆる”カップスープって売ってなかったんだよね。
自分のマグカップとかに入れて、1人分をお湯注いで作る、あのカップスープね。
あれどうも日本だけの物っぽい。
でもカップスープって結構便利でさ。
スープジャーに、カップスープの素とオートミール入れてお湯入れとくと、いい感じに具沢山スープみたいになるから、ランチにはもってこいなんだよね。
あとは、カップスープにご飯を入れてリゾットにもなるし、それにチーズかけて焼いたらグラタンみたいになるし、すごく便利だと思うんだよね。
なので、私は次回のカナダではこのカップスープも海外ウケする日本食材として、留学に持って行ってみようと思ってるんだ。
④米麹
米麹は、今回カナダで味噌を仕込もうかと思って持っていこうとしているんだよね。
味噌って、材料がシンプルで
- 大豆
- 塩
- 米麹
この3つだけなんだよね。
大豆はカナダの中華系スーパーで安く手に入るのを知ってるから、あとは米麹があれば味噌作れるな~と気がついてさ。
日本から米麹を持っていけばカナダで味噌が仕込めるなんて、ちょっとわくわくしない?
これは海外ウケする日本食材だと勝手に思って、ここに載せておくわ。
おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
留学で長期間海外に滞在していると、絶対に日本食が食べたくなるんだよね。
それに、自炊すれば食費をかなり抑えられるから、日本から食材を持っていくのはすごく重要だよね。
その上、日本食は海外でめちゃくちゃ人気なので、日本人がお寿司の作り方なんて教えてあげちゃったら、ものすごく感動されること間違いなし。
日本食の乾物は軽くて保存がきくから留学などの海外生活にはもってこいの食材だと思う。
うまくチョイスして、留学での日本食ライフを楽しんでいこう。