私は2022年~2023年にかけて、1年2か月カナダに留学していました。
ずーーっと長期留学をしてみたいと思っていて、やっと実現したのがこの時でした。
この記事では、英会話を独学で勉強しようとしていた私が気づいた、初心者にありがちなチェックポイントについて、カナダ留学での体験をまじえてまとめます。
英会話を独学で話せるようになるには?
日本人の英語コンプレックス
私はカナダ留学中、ずっと語学学校に通っていたんだけど、その語学学校には世界中から学生が来ていたのね。
ブラジル、メキシコ、コロンビア、チリ、フランス、イタリア、トルコ、カザフスタン、台湾、タイ、韓国などなど、ホントに世界中から英語を勉強するために来てたんだよね。
語学学校の授業中はけっこうディスカッションやグループワークもあって、学生同士で話をする場面も多いのね。
その時感じるのは、南米やヨーロッパの学生って、なんだかんだ言って発言量が多いってこと。
彼らの英語はミスがないわけじゃないし、発音もわかりにくかったりするけど、とにかくよく発言するんだよね。
それに比べると日本人は、とにかく静か。
日本人の発言量は他の国の学生と比べても極端に少ないと思う。
って思って、メキシコ人の友だちに聞いてみたことがあるの。
メキシコはスペイン語が公用語なんだけど、
って。
そしたら
って言ってた。
語順もあんまり気にしないで口から英語が出るらしい。
これって、英語を勉強するときに圧倒的に有利だと思わない?
日本語って日本にしかない言語だから、英語とは距離がある。遠いんだよね。
日本人が英語でうまく話せるようになるのが大変なのは、至極当然だと思うよね。
独学ならなおさらね。
そして、うまく言えないことが多いから、それがコンプレックスにつながるってことも往々にしてあると思う。
学校での勉強は何だったの?
しっかし日本の学校教育で、あれだけ英語の勉強したにもかかわらずこんなにしゃべれてないってことが、シンプルにむかつくしナゾだよね。
もっと実用的に、話せるように教育してくれって強く思うわ。
それと同時に、語学学校で感じたのは、日本人ってすごく細かいところまで気にする傾向があるってことだね。
そしてミスすることを避けた方がいいって強く思ってる。
そういういわゆる国民性みたいなものも、英語が話せるようになるためには邪魔になってるかなって思ったよね。
だって南米の人たちの、あの間違っていようが何だろうがあっけらかんとした感じを見ちゃったら、
って思ったもんね。
でもそれがいい方に現れることもあるよ。
日本人や韓国人は、総じて文法に強い。
それは多分、学校教育のおかげなんだと思う。
韓国の学生に聞いたら、やっぱり日本と同じような授業の仕方で英語を勉強してるみたいだったからね。
南米の人たちは、しゃべれるけど文法は曖昧な印象なんだよね。
だから、得意な分野がちょっと違うって感じなのかもね。
私なんて、文法が大っ嫌いで英語の授業が大っ嫌いになったクチだから、箸にも棒にもかからないタイプってところが痛いんだけどね。
留学で思い知った「話せるようになる」ってこと
私はカナダ留学中に、11か月の間語学学校に通ってたのね。
それだけ行ってれば英会話も話せるようになるでしょって思うと思うけど、現実はそう甘くはないのよね。
確かにサバイバル能力は磨かれるから、用事を足すこと自体はできるようになる。
でもそれと、英会話が話せるようになるってこととは、直接結びつかないなって思う。
私が留学中に思った「話せるようになる」っていうのは、
自分の言いたいことを言えるってこと。
実は私カナダ留学で、これが思いのほかできなかったツライ経験があってさ。
そこから、私の中の「話せるようになる」の定義がめちゃくちゃ簡単なことに変わったの。
カナダ留学で、「自分の言いたいことが言える」ってすごく重要なことだって身に染みたんだよね。
だから「自分の言いたいことを言う」ために、私の中にあった勝手なイメージを全部捨てたんだよね。
その捨てたことが、初心者がやりがちなNGポイントそのものだったわけなのよ。
初心者がやりがちNGポイント3つをチェック!
じゃあいよいよ、「話せるようになる」ために、「手放した方がいいNGポイント」をまとめるね。
私も自分が留学に行かなかったら、気づけなかったポイントなんだよね。
①中学英語をなめてる
勉強するってなると、とかく陥りやすいのがこの「レベル」のことだと思うんだよね。
なんとなく、勉強って難しいことやるのが勉強って思いこんじゃってるところがあるんだと思うんだよね。
だから、中学英語を勉強するってなると、ものすごくレベルを落として勉強してるって感じる人が多いのよ。
特に独学だとね。
だけどね、そこにまず大きな誤解があるよ。
今さら言うのもなんだけど、中学英語ってめちゃくちゃ大事なんだよね。
特に初心者には。
英会話を話せるようになるには、中学レベルの英語の使い回しが最短最速だからね。
これは私が1年2か月間カナダに留学していた時の経験からも、確実に言えることなんだよね。
つまり、中学英語が使いこなせれば自分が言いたいことは言えるってレベルまで行けるんだよね。
留学した現地で英語で話をするときって、ぶっちゃけ難しい文章なんて口からひと言だって出てなんか来ないからね。
出てくるとしたら、それは中学レベルの簡単な短い文章だけだから。
そのくらい、思っている以上に自分って「話せる」ことから遠いから。現地では。
中学英語を「簡単すぎる」とか「使い道がない」とか思っているとしたら、それはホントに大間違いなんだよ。
初心者で英会話を話せるようになるには、中学英語のすごさをわかっておく必要があると思うよ。
②流暢にしゃべろうとする
それから、意外と気がつかないことで言うと「英会話を話せるようになる」ってことのイメージなんだよね。
「英会話を話せるようになる」ってことのイメージに、あまりにも流暢に話している自分を設定しちゃうと、現実とのギャップに心が折れると思う。
実際には、びっくりするぐらい口から英語は出てこないのが留学のリアルだからね。
だからむしろ「流暢さ」をイメージしない方が、いっぱい話せるようになるなって私は思ってるんだよね。
流暢に話すことを最初から諦めちゃった方が、結果いっぱい話せるようになるよ。
かっこいい自分でいようと思わない方がいいんだよ。
むしろ泥臭く、とにかく自分の言いたいことを英語で言葉にするために、単語の羅列になっちゃってもしょうがないって思えることの方が、尊いと思う。
③いきなりしゃべる練習をする
あと初心者で思い込みがちなのが、英語を話せるようになるためにしゃべる練習をしようとするってこと。
まぁ独学だと、その気持ちもわからなくはないんだけどね。
でも、これもうっかりポイントなんだよね。
話せるようになりたいってことは、話せてないのが現状なのに、その現状でいきなりオンライン英会話なんかやっちゃったりする。
話せてない現状のままオンライン英会話に飛び込むのって、ちょっと無謀だよね。
それで話せるようなるなら、世話ないよ。そう思わない?
気がつかなくちゃいけないのは、
ってこと。
もし「英会話が話せるようになる!」と思うんなら、まずイメージしてほしいのは算数の九九なんだよね。
計算する時、何も考えなくても算数の九九を使ってるでしょ?
あれ、なんでだと思う?
算数の九九って、小学校の時一生懸命暗記したじゃない。
それが脳みそに蓄えられてるから、今でも考えなくてもポンっと出てくるんだよね。
実は、「英会話が話せるようになる」っていうのも全く同じ話なのよ。
つまり、よく使う英語フレーズが脳みそに蓄えられていれば、考えなくてもポンと口から言葉が出てくれるんだよ。
反対に、脳みそに英語フレーズの蓄えがないと、頭の中で「何て言おうか?」って日本語で考え始めちゃうから、口から英語が出てくることはゼッタイにないよね。
オンライン英会話で英語で言葉が出てこないのは、脳みその中に使える英語フレーズが蓄えられてないからなんだよね。
だから、
英会話を話せるようになるには、英語フレーズを効率よく暗記してしまうのがなにより近道。
しかもその英語フレーズは、よく使う短くて簡単なものじゃないとダメ。
短くて簡単じゃないと憶えられないからね。
って思った人、「七田式英語教材7+English」を試してみて。
「七田式」っていう、脳みその習性をうまく利用した独自のメソッドで、”脳トレ”的に1日10個の英語フレーズを暗記していくだけの超シンプルな教材なの。
独学に持ってこい。
憶える英語フレーズはどれも中学レベル。
特徴はこの2つ。
右脳を使った”脳トレ”みたいな進め方だから、年齢に関係なくやった分だけちゃんと身につくので心配しなくて大丈夫。
私は今オンライン版を使ってるよ。
フラッシュカードが使えるのはオンライン版だけだから、断然こっちがおすすめ!
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この教材の中身については、詳しく別の記事にまとめてあるから、ピンと来た人は読んでみてね。
\カナダ留学で英語が話せなくて泣きそうだった私が、初心に帰ってやり始めた地味~な英語教材の記事はコチラ!/
おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
英会話を話せるようになるには、自分が無意識に持っている変な考え方や思い込みに気づくことも大事だよ。
私自身、カナダ留学に行ったことでそれに気がついたんだよね。
初心者や初心者に近い中級者は、伸びしろ大なんだから!
ちょっと見方や考え方を変えてみると、また違った展開があるんじゃないかと思うよ。
私も地味に独学で勉強中だよ。