私はこれまで2回のカナダ留学を体験しました。
2度目のカナダ留学のメインの目的は、On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)という英語学習プログラムに通うことでした。
この記事では、On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)に通ったリアル体験談をまとめます。

On the Spot Languageに通ってみた!
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)?
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)っていったい何?って人もいると思うので、その大きな特徴をまとめるね。
まず、On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)っていうのは、
カナダのトロント発の、超実践型英語学習プログラム
なのね。
英語を勉強するためのプログラムなんだけど、語学学校じゃない
ってことなんだよね。
私は前回のカナダ留学で普通の語学学校にも通ったことあるけど、
って感じていたんだよね。
どんなに机に向かって勉強したところで、結局日常生活で聞き取れたり話せたりできないままだと意味ないなって気がついちゃったのよね。
それでいろいろ情報収集してたどり着いたのが、このOn the Spot Language(オンザスポットランゲージ)ってわけ。
ってことで、速攻で参加を決めたんだよね。
語学学校のスピーキングクラスとの違いは何?
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)の特徴は、
- 教室がない
- テキストがない
- 生徒は最大4人まで
- 「先生」じゃなくて「コーチ」
- めっちゃ使える文章を憶える
- 街中で知らない人に話しかけて、習った英語を使いまくる
- 歴史や地理も学ぶ
ざっとこんな感じなのよね。
何もかもが、普通の語学学校とは違うんだよね。
まず教室なんかなくて、トロントの街が教室なのよ。
毎日街中に繰り出していく。
そして習った英語の文章を、知らない人に話しかけて使いまくるっていうね。
よく語学学校には「スピーキング強化」のためのクラスってあるんだよね。
私もそういうクラスに参加したことあるんだけどね。

そこでは、スピーキングやプレゼンのテーマが先生から指定されて、それについて自分で考えてまとめて、みんなの前で話す、みたいな形式なんだよね。
例えば、”最近のニュースの中から1つトピックを選ぶ”とか、”好きな曲を1曲選んでその歌詞に込められた意味を説明する”とかね。
でもそれだと、自分が話したい事じゃないわけじゃない?
話したくもないテーマで話す練習するのって、よく考えるとおかしくない?
でもOn the Spot Language(オンザスポットランゲージ)で習うのは、
- ホントによく使う自然な言い回しの表現
- 自分について、自分の仕事・趣味・今後の計画や夢を語れる文章
なんだよね。
こういうとにかく自分が使いたい文章を、脳みそに憶えてもらう感じなのね。
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)では、毎週1回、自分の言いたいことをネイティブスピーカーであるコーチにまずは簡単な英語の文章で伝えるのね。
その文章を、コーチと一緒に確認しながら、自然で言いやすい言い回しに添削してくれるのね。
その時に、こっちが伝えたいニュアンスとかも加味してくれるのよ。
そして最終的にできあがったものを、徹底的に憶えるんだよね。
例えば、初めてあった人に軽く自己紹介する時にも、ここで憶えた文章をそのまま使えるのよ。
道を聞くときにも、まるっと憶えた文章を使いまくる。
道だけじゃなくて、トイレを探すときにも、お店の中で売り場を聞くときにも同じ文章が使い回せるんだよね。
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)で憶えた文章は、日常生活の中であっちにもこっちにも出てくるようなものばかりになるのよ。
これがねー、語学学校のスピーキングクラスとは大きく違うところだと思うんだよね。
結局、日常生活で使えるのか?
ってことが、1番重要じゃない?
語学学校だって安くないわけじゃん。
多分どこの語学学校も、1週間で35,000円~40,000円ぐらいの設定になってると思うんだよね。
なのに、それだけ投資して結局日常生活で使えないんなら、そのお金捨ててるようなもんじゃんね。
そしてそういう現象、巷では起こりまくってると思うんだよね。
まぁかくいう私もまんまとその流れに乗っていたわけなんだけどね…。

トロント発リアル体験談
プログラムは8週間
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)は、8週間、つまり2か月で完結するプログラムなのね。
プログラムは、月曜~金曜の毎日あるよ。
プログラムの中身としては、
- コーチと一緒に、毎日2時間のフィールドワーク
- 受講生同士協力して、課題をクリア
- 家に帰って、今日習ったことを整理してまとめる
- 週一podcastに備えて、必要な文章を憶える
毎日コレの繰り返し。
フィールドワークだけじゃなくて、他にもやることたくさんあるから、それがけっこう大変だった。
もうちょっと詳しく説明していくね。

フィールドワーク
フィールドワークでは、毎日トロントの街中のいろんな場所に出かけていくよ。
観光スポットもあれば、知らなければ通り過ぎちゃうような場所もある。
その場所その場所に意味があって、カナダの歴史や地理とも深くかかわっているんだよね。
それをコーチから説明されて、その現場を、現物をその場で見ることができるんだよね。
だから観光ツアーとは全然違う、すごく深い意味合いとかを知ることが多かったな。

課題
フィールドワークが終わると、次の日の集合場所を探すという「課題」が出るよ。
集合場所は毎日変わるのね。
だから次の日の集合場所を探し当てないと、プログラムに参加できなくなっちゃうの。
コーチからいくつかヒントが出るので、それを元に街の人に聞きながら次の日の集合場所を探し当てるのが「課題」。
実際にその場所まで移動して、写真を撮ってコーチに報告。
早く探し当てることができる時もあれば、思ったより苦戦することもある。
なんだかんだで2時間ぐらいはかかってたんじゃないかなと思う。
今日習ったことを整理
へとへとになって家に帰って来ても、そこで終わりじゃないのが大変なところ。
今日習った”めっちゃ使える英語の文章”や覚えたいと思った単語を「1日2個」ずつシートに書き足していく作業をするのね。
コレが地味に手間かかる。
って思うかもしれないけど、たった2個でも毎日積み重なっていくと結構な量になるんだよね。
週に1回憶えてることをコーチがチェックする日があるから、全部覚えなくちゃいけないとなると、毎日たった2個でもじわじわと効いてくるんだよね。
そのあとは、習った歴史や地理・使える文章をマインドマップを使って整理していくよ。
これも地味に時間がかかる。
記憶に残すって、こうやって思い出して記録する作業が大事らしいんだよね。
podcast用の文章を暗記
podcast(ポッドキャスト)っていうのは、まあラジオみたいなものね。
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)のやってるpodcastの収録が週に1回あるのね。
それに備えて、話す予定の文章を憶えておかなくちゃいけないんだよね。
これも量がそこそこあるから、1回で憶えようとするのは厳しいのね。
だから毎日少しずつ憶えることが必要になるよ。

こんな感じで、フィールドワークとその他のタスクが関連しあいながら進んでいくプログラムなんだよね。
でもこのルーティンに慣れていくことが大事なんだよね。
値段は語学学校より割高
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)は、受講生は多くても4人まで。
私の時には2人だったよ。
そこにコーチが1人つくわけだから、かなり手厚いことがわかるよね。
そしてプログラムの内容も濃いから、ホントにいろんなことがぎゅ~~~~~っと濃縮されてるような時間になるんだよね。
だから費用も割高。
語学学校と比べると1.5倍はすると思っといた方がいい。
価格は毎年見直されるそうなので、ここで金額を示すことはできないんだけど、相場としては
語学学校の1.5倍
って思っておいてもらえるといいと思う。
でね、決して安い金額じゃあないよね。
むしろかなりな額だと思うよ。
これを価値あるお金の使い方にできるかどうかは、誰でもない受講者本人の取り組み方次第だよね。
ホントにね、自分への投資となるかどうかは本人次第よ。
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)は、プログラム内容の濃さから言っても、この金額が高すぎるってことはないと私は思ってる。
実際にこのプログラムを体験してみて、本当に役に立つ英語の勉強の仕方を教えてもらったと思ってるからなんだよね。
明らかに普通の語学学校とは違う収穫があったのよ。
役に立たない語学学校に行くより、こっちの方が賢いお金の使い方だって断言できるのは、私がリアルに体験したからだよね。
実際に支払った金額や内容についてはバビコのnoteにまとめてあるので、さらに詳しく知りたい人はゼヒ見てみてね。
前半の4週間で充分
普通の語学学校みたいに、机に座って与えられたものをこなす授業とは違って、On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)は、自分から能動的に取り組むことを求められるんだよね。
だから、これまで自分がやってきた英語の勉強の仕方をいったんリセットしなくちゃいけないくらいになる。
ある意味、カルチャーショックなんだよね。
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)では、街中で知らない人に話しかけたり、わからないことを教えてもらったりする時間が多いんだけどさ。
これって「日本では普段やらないでしょ」ってところなのよね。
いきなり知らない人に質問したりなんて、日本でだったら絶対にしないよね。
でもトロントの人たちってホントに気さくで親切な人が多くてさ。
私が呼び止めて質問しても、ほぼ快く対応してくれるんだよね。
わざわざ自分のスマホで調べてくれたりすることまであって、その親切さに驚くよね。
って思ってしまう。
そのくらいみんなが優しいトロンであっても、やっぱり知らない人に突撃していくときには相当勇気がいるんだよね。
毎回毎回自分の心の中にある「変な人だと思われたくない」「失敗したら恥ずかしい」っていう想いと戦わなくちゃいけないのよ。
そして意を決してチャレンジしても、うまくいくときもあれば撃沈する時もあるわけでさ。
そういう非日常の設定が、時にはけっこうなストレスにもなるのがホントのところ。
特に後半の4週間は、辛いと感じることが多かった。
だからね、私にとっては8週間は長すぎだったんだと感じたよ。
私としては、むしろ
4週間でも充分すぎる収穫があった
って思ってる。
だから4週間みっちりやって、それで終わりでいいんじゃないかと感じたんだよね。
これは、実際に体験したからこその感想だと思うよ。
だから、On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)の事務局に聞いてみたのよ。
って。
そしたら来たお返事が、
基本は8週間のプログラムなので、タイミングによります。
4週間の参加も、場合によっては可能です。要相談とさせてください。
ってことだったのね。
だから私としては、シニア留学で行くなら4週間のOn the Spot Language(オンザスポットランゲージ)がおすすめだなと思ってる。
4週間でも、ホントにものすごく得るものが多いからね。
そして4週間で身につけた英語を使って、カナダ国内や南米などに旅行に行くことも含めて計画するのがいいって思ってるんだよね。
興味があったら公式ラインへ!
On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)の事務局では、このプログラムに興味を持った人たちの問い合わせを随時受け付けてるよ。

On the Spot Language(オンザスポットランゲージ)公式ラインから、気軽にメッセージしてみてね。
その際、この記事を読んで「参考になった!」と思った人は、
【紹介者】は【バビコ】であることを書いてくれたらうれしい!
その場合は、バビコにも「書いたよー」のメッセージをしてね。私からもサポートさせていただきます。
私は毎年トロントで暮らすという”デュアルライフ”を構築中なので、もしかしたらトロントでつながれるかも…??
おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
私が実際に体験した、トロント発超実践型英語学習プログラムOn the Spot Language(オンザスポットランゲージ)。
その内容や私のリアル体験談をまとめてみたよ。
シニア留学を考えている人の参考になったらうれしい!