50代でシニア留学をしようと決めたとたんに、何から手を付ければいいのか？変な失敗はしたくないし、いきなり不安になってきます。そして現実としていろんなことが頭の中を駆け巡ると思います。
などなど…。どれから手を付ければいいのかもわからず、シニア留学ってとてつもなく大変なことだと感じてしまいます。
では、
という疑問が湧きますよね。
これについてシニア留学の体験談をまじえてお話しします。
シニア留学で失敗しないエージェント選びのコツは？
エージェント選びのコツ
シニア留学で失敗なくエージェントを選ぶときのコツは、ズバリこれです。
えっ？コツってそういうこと？？と思いましたか？
実はコレ、エージェント選びに失敗しないためにめちゃくちゃ大事です。
もちろんシニア留学の細かいことはまだ決められないかもしれませんが、そうだとしても「自分はこういう留学をしたいんだ!!」という譲れない希望が必ずあるはずです。
留学エージェント選びとは、「理想の留学を実現させるために、自分に合うところを自分で探し出す」作業です。
そのためには、まずはシニア留学での自分の”こうしたい！”を自分でわかっておくことがとても大事なことです。
自分の”こうしたい！”がよくわからない…という方は、留学エージェントを探す前に、まずは自分の”こうしたい！”をじっくり考えてみましょう。
失敗を恐れるより、自分で自分の希望をよーく探ってみましょう。
エージェントの説明会に行ってみる
シニア留学での自分の”こうしたい！”を確認したうえで、次に大事なのは、これ。
留学エージェントとメールでやり取りし始めたら、なるべく早い時期に直接話を聞く時間を作ることです。
面倒だと思うかもしれませんが、これも失敗を防ぐために大切なこと。電話でもいいですし、説明会に出向くのもいい方法です。
私も良さそうだなと思ったエージェントに直接説明を聞きに、新宿の営業所まで行ったことがあります。
実際にエージェントに出向き会って話をしてみると、担当の女性の方はとても丁寧にこちらの話を聞いてくれて、シニア留学としての選択肢を示してくれました。また私がわからない点などを後から聞けるよう、連絡先を教えてくれました。
ここで覚えておきたいのは、説明会に行ったからといってその場で決める必要はゼンゼンないということ。
もし即決をせまるようなエージェントだったら、それは失敗チョイスですので即却下しましょう。
できれば複数のエージェントに出向いて、自分の中でA社とB社とC社を比較できるようになってくると、留学エージェント選びも苦ではなくなってくるはずです。
自分でしっくりくるまで、探して比べる。この作業は面倒だけれど、シニア留学でエージェント選びに失敗しないためにも手を抜かない方がいいところです。
シニア留学としてのエージェント選び
そして失敗を避けるためにもう一つ大事なのが、これ。
シニア留学をしようと思った全ての人に、行こうと思った理由が必ずあるはずです。自分の決断を自分で尊重して、それを実現させてあげようとしているって、素晴らしいことじゃないですか？
思うに私たちシニア世代は「自分が今さら留学だなんて、なんだか場違いかも…」といった後ろめたいような気持ちを、なぜか持ってしまいがちです。
そうなると、留学エージェント選びでも希望をしっかり伝えられなかったり、わからないことを「わからない」と言えなくなってしまったりするんです。
それがエージェント選びの失敗につながります。
なので、シニア留学という一大決心をした自分を謙遜なんてなしに素直に「いいね！」と認めちゃってください。実際大きな決断をして動き始めているのですから、年齢を理由に場違いだなんて思う必要はありません。
遠慮は禁物。尻込み不要。こんな年齢で留学なんて考えてごめんなさい…みたいなことは、一切考えなくてOK！
そのマインドで留学エージェントを探せば、失敗なんて心配せずに自分にピタッとくる所を選べるようになるはずです。
正直、「いいエージェント」ってその人の求めるものによって変わってきます。
だから、「自分がこうしたい」というニーズがはっきりしている必要があるんですよ。万人に合うエージェントなんてないと思ってください。
シニア留学体験談に載っていない本音とは？
シニア留学準備中の私が感じた、「こんなエージェントには気をつけて」という例もお伝えしておかないと私の体験が無駄になるので是非参考にしてくださいね。
エージェントからの連絡に開いた口がふさがらない
シニア留学でこんなエージェントがあるのか…と驚いた、失敗エージェントのことも書いておきます。
私がシニア留学を決めてすぐの頃、ある留学エージェントの説明会に予約を入れました。会場は東京や横浜周辺に複数設けられていました。
私は、説明会当日は東京駅周辺で用事があったので、その帰りに説明会に寄ろうと考え、東京会場に予約を入れました。
数日後、この留学エージェントから電話で連絡がありました。驚きの内容はこんな感じでした。
仕事中にかかってきた電話に出ると、担当の女性からこのように説明されました。
東京会場をご予約いただいていましたが、ご自宅住所から考えて、1番近いと思われる横浜会場に変更しておきました！
いやいや、自宅から近い会場に勝手に変更されるってどういうこと？？しかも変更の打診ではなく、「変更しておきました」という報告ってどういうこと？？それもさも当然と言わんばかりの口調で…。
いくら無料の説明会とはいえ、こんな風に勝手に参加会場を変更されるなんてことがあるのか！と衝撃を受けました。
こんな留学エージェントは、説明会に行くまでもなく「却下」しました。
こういう失敗エージェントって、残念ながら本当にあるんですよね…。
シニア留学では、こういうとんでもない会社を選んで失敗しないよう注意が必要です。留学エージェントの良し悪しは早い段階で見極める必要があります。
でも大丈夫！
学生ならまだしも、社会人経験を積んだシニア世代なら、エージェントの良し悪しはすぐに見極められるはず。
おかしなエージェントに引っかからないよう、アンテナを立てて選んでいきましょう。
シニア留学と学生留学の違い
思うに、日本では、留学は「学生の特権」のようなイメージがありますよね。また実際に留学してみても、日本からの留学生のほとんどが高校生や大学生であることがわかります。
シニア留学は日本ではまだまだマイナーです。
もし高校生や大学生であれば、仮に失敗エージェントの提案をそのまま鵜呑みにしたとしても、ある程度「何事も経験」「それも勉強のうち」の範疇に収まるのではないでしょうか。
ただ私たちのようなシニア留学となると、話は別です。
お金も時間も、すべてを自分で工面して一念発起で行くシニア留学を、限りなく実り多いものにしたいと思うのは当然です。
エージェント選びで失敗なんてしたくありませんよね。
シニア留学だからこそ見極めたい留学エージェント
これはシニア留学を経験した私の推測ですが、「留学生＝学生」と考えている留学エージェントは、そもそも留学を学生相手の仕事だと思っているようです。つまり「お客さま」というより「相手は学生」という雰囲気で対応していると感じます。
しっかりした留学エージェントは、きちんと説明・対応してくれますし、どんな質問にも丁寧に何度でも答えてくれるものです。
シニア留学の場合、対応面で少しでも違和感を感じたら、その感覚はほぼ間違いなく当たっています。
社会人経験からして、おかしな対応には自然と違和感を覚えるものです。
そんな場合には、失敗しないためにも別の留学エージェントを探すのが賢明です。
調べてみれば留学エージェントは星の数ほどあります。少しでも疑問に思ったことは遠慮なく聞くことは当然ですし、そこでの対応がしっくりこなければ、自分の感覚を信じてすぐに乗り換える判断力が必要だと感じます。
おわりに
いかがでしたか？ここまでお読みいただきありがとうございました。
シニア留学での留学エージェント選びをする際には、
これが1番大事！
人によってシニア留学に求めるものは違うので、いいと思える留学エージェントも人によって違います。誰かがいいと言っていたからといって、自分にとってもいいとは限りませんよね。
エージェント選びに失敗しないためにも、自分の側の考え方が大事なんです。
シニア留学だからこそ、自分の型にこだわっていきましょう！
