留学生活

留学の費用はいくらかかる?カナダの学費・家賃・社会人の生活費のリアル

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私は仕事を辞め、1年2か月の間シニア留学してカナダのトロントで語学学校に通いながら生活しました。

このシニア留学の費用は、全て自分の貯金でまかないました。

ここでは、1年2か月のシニア留学でかかった費用はいったいどのくらいだったのか?についてまとめてみました。

1年2か月の留学で、かかった費用はどのくらい?

 

 

 

留学の費用はいくらかかる?

この記事でご紹介するのは、1年2か月のカナダへのシニア留学でかかった主に以下の費用です。

  • 英語の語学学校の学費:11か月分
  • ホームステイ:3か月分
  • ルームシェアの家賃:11か月分
  • その他生活費:1年2か月分
  • 往復の航空券
  • 海外留学生保険

これらの費用の合計がだいたいいくらぐらいかというと…

1年2か月の留学費用合計は、日本円で約400万

これ以外にカナダ滞在中に友だちと行ったカナダ国内旅行の費用25~30万円や、学生ビザの延長費用約8万、ホテルとAirbnb滞在費用約15万円がかかりました。

バビコ
バビコ
ざっと500万円弱かかったよ

社会人にとっても安いとは言えないこの金額、もう少し細かく説明します。

 

大まかな内訳

1年2か月のシニア留学費用合計の大まかな内訳はこんな感じでした。

  • 英語の語学学校の学費:11か月分 → 約200万 (3か月間のホームステイ費用を含む)
  • ルームシェアの家賃:11か月分 → 約100万
  • その他生活費:1年2か月分 → 約50万
  • 往復の航空券 → 約35万
  • 海外留学生保険 → 約11万

主な費用をおおまかに計算するとこれで400万円。実際には他にもかかったお金があるので、500万円弱の費用がかかりました。

うさ丸
うさ丸
必要最低限で400万円ってことね

 

為替レートで左右される

私がシニア留学準備を始めて留学エージェントとやり取りを始めた頃(2021年10月~11月)の為替レートは、ざっくり1CA$は95円ぐらいでした。

その後どんどん円安が進んで、実際にカナダで生活していた2022年5月から2023年7月には、1CA$が106円~108円になっていました。

私がシニア留学していた1年2か月の間、円安によって日本のお金がほぼ1割目減りするイメージでしたので、正直言って割高感が否めません。

ただ救いだったのが、一番高額な費用である語学学校の学費を払った時には、1CA$が95円程度だったということです。

それにしても、決して安いとは言えない金額ですけど…。

バビコ
バビコ
お金、かかるよね…

 

この金額を見て留学に尻込みしてしまう人も、もしかしたらいるかもしれません。

滞在期間を半年以内にすれば、もちろんここまでの金額はかかりません。

ただ私の場合は「1年以上滞在したい」という強い気持ちがあったので、お金がかかるのはある程度覚悟していました。

それに加えて円安は、シニア留学にも学生留学にも大きな痛手ですが、こればっかりは自分ではどうすることもできないですから、悔しいですが受け入れるしかないですよね。

 

カナダの学費・家賃・社会人の生活費のリアル

決して安いとは言えない留学費用ですので、それぞれについてもう少し詳しく説明します。

語学学校の学費とホームステイ

語学学校

語学学校の学費は、次のような条件で支払った金額です。

  • 英語の語学学校への通学期間は、全部で48週間。
  • 月曜から金曜までの週5日
  • 授業は8:30~14:15(ランチ休憩30分あり)
  • 午前中の授業+午後の2クラス=フルコース

午後の授業を1クラスにすればもう少し安い費用でおさえることができたはずでした。

申し込み時点では、英語の勉強に全振りしようと考えていたのでフルコースをとったのですが、今思えば、午後の授業は1クラスで十分だったかもしれません。

午前中だけでも充分な授業内容だったので、午後の2クラス目はなくてもよかったと思っています。

バビコ
バビコ
張り切って授業とりすぎた…

ホームステイ

語学学校の申し込み時点で、ホームステイの有無とその期間を決めなければならないのですが、

通常2~3か月のホームステイが一般的です

とエージェントに言われて、3か月を選択しました。

これ、今思えば2か月で充分でした。

ホームステイについては、ホストファミリーと合う/合わない色々あります。まあ総じてあんまり合わないのが普通です。特に社会人はそうかも。

なので、シニア留学ではホームステイは最長2か月が妥当。けっこう費用もかかりますしね。

その間にいい条件のルームシェアなりアパートなりを見つけて引っ越すのがいいと思います。

バビコ
バビコ
ホームステイは2か月で充分

 

安い所はなかなか見つからないかもしれませんが、背に腹は代えられないという気持ちの方が勝つのが現実だと思います。特に社会人は。

ちなみにホームステイでは食事は3食付きで、朝はコーンフレーク、昼はサンドイッチを自分で作って持って行っていました。夕食はホストファミリーが作ってくれていました。

うさ丸
うさ丸
お弁当、自分で作ってたんだ

 

ルームシェアの家賃

私はシニア留学中、11か月間ルームメイトの家でルームシェアをして過ごしました。

地下鉄の駅から徒歩5分、シャワールームは私専用という場所をFacebook Marketplaceで見つけて内見し、ルームメイトと直接契約しました。ルームシェアの場合、契約に不動産屋は挟みません。

家賃は月850CA$。これには光熱水費・wifi費用も含みます。カナダでの家賃というと、だいたいこんな風に全部込みの値段です。そう考えると東京より安いかと思います。

その後トロントでは家賃の高騰がすごくて、ニュースになって地元に人も驚くぐらいの金額になっていました。

私が次にトロントに行ったときに、このぐらいの値段で借りられるかは微妙なところです。

カナダ/トロントで滞在した部屋の内部

 

日々の生活費

カナダは、日本と比べるととにかくなんでも高いです。日本での安いイメージを思い出すと何も買えなくなるぐらいの衝撃価格です。

食材や生活雑貨

  • 野菜や果物、お肉などの食材
  • トイレットペーパーやシャンプーリンスなどの生活雑貨

どれも日本の2倍~3倍と考えて間違いありません。特にこのところ円安の傾向が続いているので、割高感は大きくなっていると言えます。

また外食すると、消費税13%とチップ15%~20%が上乗せされるので、レストランでちょっとした晩御飯とビール1杯飲んだだけで5,000円超えはざらです。

うさ丸
うさ丸
チップを払うのが、日本と違うよね

シニア留学で日々の生活にかかる費用は、日本円が安いことも相まってけっこうシビアにお財布に響きます。

交通費

トロントでは交通費もけっこうかかります。

トロントの公共交通機関といえば、地下鉄・バス・ストリートカー(路面電車)です。

車を持たない留学生の移動の足は、公共交通機関に頼るしかありません。

私はPRESTというSuicaのような交通系カードを使っていたのですが、1か月の定期代が学生割引を使って買って128CA$でした。

残念ながらあまり安いとは言えないまあまあな金額です。

バビコ
バビコ
定期代は1か月128CA$

でもPRESTで全ての公共交通機関を使うことができるので、なんだかんだ言ってこれが一番の費用節約手段です。

学生証が使える間は定期を購入し、11か月間学校に通い終わった後は、その都度100CA$をチャージしていました。

交通費も生活に必要な費用なので払わなければいけないのはわかるのですが、やっぱりできるだけ安く済ませたいと考えますよね。

 

バビコと直接話しませんか?

留学の費用については、いろいろ気になるところですよね。

私もいったいいくらかかっているのか、計算するのがちょっとコワかった…。

でも、お金の面で見通しが立たないと留学も何もあったもんじゃないから、費用を把握しておくのはすごく大事ですよね。

そして、費用やお金のことは行った人に聞くのが一番手っ取り早い。

 

実は、私の1年2か月のカナダ生活について、”知りたい””聞きたい”っていう人に向けて、ZOOMで直接お話しすることを始めました。

留学エージェントに聞きづらいことや、シニア留学のリアルについてぶっちゃけ話ができる場になったらいいなと思っています。

詳しいことは下のバナーをクリックしてご案内ページに飛んで、内容を見てみてくださいね。

 

\バビコにぶっちゃけ聞いちゃおう!/

 

 

おわりに

いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。

私の1年2か月のシニア留学にかかった費用についてまとめました。

1年2か月の留学にかかった費用は、約400万円

決して安いとは言えない金額です。

特に自分のお金で留学する社会人にとっては、かなりの金額です。

バビコ
バビコ
なんだかんだで500万円弱かかったよ

でも私としては、これだけ払ってでも体験したいと強く思っていたので、正直金額は度外視していました。

無駄使いは極力しないようにしていましたし、逆に行きたい小旅行にはお金をかけてでも行きました。メリハリをつけてお金を使っていたので、浪費したという感覚は全くありません。

シニア留学だからこそここまでのお金を出せたのだと、肯定的にとらえています。

もし学生だったら、ここまで出してくれる親はそうそういないと思います。

そう考えると、自分のやりたいことを自分の力で叶えられるのはシニア留学の醍醐味でもありますよね。