私は50代最後の年に留学に行くと決めて、その後1年2か月のカナダ留学を実現させました。
…なんていうと50代60代が「特別」みたいに聞こえちゃうけど、私はむしろ”年齢は関係ないでしょ派”です。
この記事では、英語の勉強についての私の考え方と、実際にカナダ留学を経験したことでわかった英会話が上達するポイントについてまとめます。
おばさんの英会話の勉強は特別な工夫が必要なの?
カナダ留学に行ってわかったこと
私は2022年~2023年にかけて1年2か月のカナダ留学をしてきたのね。
それまで海外旅行にはいろいろ行ってたけど、この時が人生初の”1年以上海外暮らし”だったわけ。
ずっと前から1年以上海外で暮らしてみたいと思っていたし、どうせ行くならガッツリ英語の勉強もしたかったからね。
だからカナダ留学中は、毎日英語の語学学校に通って勉強するという”学生生活”を送ってた。
語学学校での授業は全部英語だし、学校の中では英語しか使っちゃいけないルールがあるから、友だちとの会話も全部英語。
とにかく1日中英語しか聞こえてこないところで勉強して生活するって言う、日本ではありえない環境にいきなり飛び込んだってことよね。
語学学校には、世界中から学生が来ていた。
アジアはもちろん南米やアフリカ、ヨーロッパや中東からも、みんな英語を勉強しにカナダに来ているんだよね。
学生の多くは大学生や高校生だったけど、社会人もいた。
会社の研修として来ていたり、休職して留学に来てたり。
中には私みたいに会社辞めて留学に来てたりして、国は違えどやってることは似たような感じなんだなって思ったよね。
年代や境遇もいろいろで、ゆくゆくはカナダに移住したいからそのためにカレッジに入るんだって言ってる人たちもいた。
自国の政情や環境が良くないから、移住っていうのはホントにシビアな現実問題なんだよね。
他にも、自分のビジネスを拡大させたいから、英語を勉強して北米に進出するんだって言ってる人もいたな。
こんな風に語学学校で出会った海外の大人たちに、私はすごく影響を受けたと思ってるんだよね。
たぶん年代的には同じくらいなんだと思うけど、英語を勉強する姿勢が明らかに違うなって感じた。
みんな、自分が「どうしたいか」で考えていて、決して年齢や年代を基準に行動しているわけではないってことが伝わってきたんだよね。
そんな人たちを見て、私はなんかわかんないけど”衝撃”を受けたわけよ。
なんかさー、自分がいつの間にか守りに入ってることに気づかされてしまった気分だったのよ。
自分から”おばさんの着ぐるみ”をかぶりに行ってんなって、気がついちゃったんだよね。
「もう年齢も年齢だし、適当にそこそこうまくやりくりしとけば、あとはどうにかなるでしょ」的な、受け身で何かに流されてる感じになっちゃってたことに気づいちゃったんだよね~。
いくつからが「おばさん」なのか私はわからないけどさ。
私がカナダで出会ったいろんな国の社会人留学生は、自分のことを「おばさん」だの「おじさん」だの、そんな観点では全く考えてなくて、常に自分がどうしたいか、どうありたいかをベースにしてたんだよね。
それが彼らの言動から伝わってきてた。
「おばさんの呪い」にかけられてる
私が思うに、日本人って「おばさんの呪い」にかけられてるよ。
「今日が人生で一番若い日」だから頑張ってやっていきましょう!みたいなの時々あるけど、まぁ私はこれを否定はしないよ。
けど、個人的には全然ピンとこない。ピンとこないどころか違和感さえ感じるよ。
だって赤ちゃんだって「今日が人生で一番若い日」なわけでさ、わざわざこれを持ちだしてくるマインドがなんかしっくりこないんだよね。
私としては、そこまでドラマティックに脚色するほど、50代60代ってなんか特別なの?って思っちゃう。
どうも自分の方からわざわざ年齢の枠にはまりに行ってる気がして仕方ないんだよね。
カナダに留学して1年2か月現地で生活したけどさ、あっちって50代だから60代だからっていう概念は一切ないからね。
年齢より、その人がどう考えるか、何がしたいか、何ができるのかの方に重きを置く考え方だから、何かやるのにいちいち年齢持ち出してきたりなんかしないんだよ。
だって例えばさ、カナダって履歴書には、次のことは書いちゃいけないのよ。
- 年齢
- 国籍
- 性別
- 既婚/未婚
- 子どもがいる/いない
- 顔写真を貼る
「書かない方がいい」じゃなくて「書いちゃいけない」だからね。写真も「貼っちゃダメ」だからね。
理由は、そのことが採用に影響することを防ぐため。
これを知った時私は
って、感動したもんね。
私が日本にいる時に感じていた、なんかモヤモヤした嫌~な感覚を一掃してくれたのが、この履歴書のルールだったんだけどさ。
つまりカナダって、こういう国なのよ。
だからね、日本にいると私たちは「おばさんの呪い」にかけられちゃってて、50代60代で留学だの英語ペラペラだのが、なんか特別なことみたいに思わされちゃってるんだよ。
それに気づいちゃったからさ、「おばさん」だの「おじさん」だのっていうくくりは、もう考えなくていいんじゃない?って、私は思ってるんだ。
英語の勉強だって同じこと
私は50代60代だって留学行って当たり前だと思ってるし、英語ペラペラになろうと思って当たり前だし、英会話上達したいと思って当たり前だと思ってる。
自分がそうしたいなら、それが正解だからね。
全ては自分がどうしたいか?それだけなのよ。
カナダで生活すると、自然とこういう感覚になっていくんだよね。
だからね、おばさんだから英語の勉強もなんか特別なことしなくちゃいけないってわけじゃないよ。
自分が納得するやり方で、英語ペラペラになるもんねーって思って勉強するのが最強。
だから私も自分のやり方を段々と確立していったわけよ。
カナダ留学でしゃべれなくてリアルに痛い目にあってる分、何が本当に必要かを私はわかってるつもりだからね。
そんな私が考える、英語が上達するための勉強のポイントを、今回は3つ紹介しておくね。
良かったら参考にしてね。
50代からの英語勉強ポイント3つ!
①英語の勉強は時間のかかるもの
まずはさ、「ローマは1日にしてならず」よ。
英語なんてその最たるものだと思うよ。
だから、英語の勉強には時間がかかるものだって最初から思っといた方がいいよ。
よく「たった1週間で英語がしゃべれるようになった!」とかいうキャッチフレーズを聞くけど、そんなに簡単ならホント世話ないよね。
でもそんなキャッチーな言葉に乗せられちゃう人がいるってことは、それだけ私たち日本人が英語をしゃべりたいのにしゃべれないと思っているってことよね。
それに、学校での英語の勉強が実用性とはかけ離れているから、長いこと勉強した割にしゃべれてないって言うトラウマみたいなものがある。
だから「たった1週間で…」とかいわれると、これまでのブラックな英語の勉強体験がつい「そんないい方法があるなら…」って、反応させちゃうんだろうね。
まぁ実際には英語ってホントにちょっとずつ上達するものだと思うから、最初からそのつもりでいた方がいいと私は思ってるよ。
だからいかに止めないかがキモだと思う。
サボってもいいから止めない工夫が必要だと思う。
②簡単なことを繰り返す
そもそもある程度の時間がかかるのが英語の勉強なわけだけど、それはどんどん難しいことをやっていくってことじゃあないんだよね。
むしろ、簡単なことを繰り返して脳みそに刷り込んでいく作業が大事だと思ってる。
短くて使い勝手のいいフレーズを脳みそに刷り込むって感じね。
だって結局脳みその中にあることしか口からは出せないからね。
それに単語なんて、増やしても増やしてもキリがないわけでさ。
だったら今自分の脳みその中にある単語を使い回す術を身につけた方が、よっぽど効率良いわけよ。
それに普通に話す分には難しい構文も単語も必要ないことを、私はカナダに留学してわかっちゃったからさ。
だから私のポリシーは、「文法は中学レベル」でゼンゼンOKってこと。
なにも英語の勉強をわざわざ難しくする必要なんてないんだよ。
③口から言葉を出す
ただやっぱり英語を勉強してしゃべれるようになるには、キモになるポイントはあるんだよね。
英会話ができるようになりたくて、オンライン英会話とかで「英会話」を勉強しようとする人が多いけど、私はそこ、違うと思ってるんだ。
英会話ができるようになるには、まず自分の脳みその中に使える英語フレーズがないことには始まらんのよ。
弾がないと打てないってイメージ。
「弾=使える英語フレーズ」ってことね。
だから、英会話が成り立つかどうかってどれだけ口から出せるフレーズを脳みそに在庫として備えているかにかかっていると、私は思ってるんだよね。
これは、私がカナダ留学中にゼンゼン英語で言葉が出てこなくて、何にもしゃべれなくて泣いて暮らした経験があるからなんだけどね。
私はカナダ留学中、自分の口から英語がポンと出てこなくて、いつも会話についていけなくてさ。
すごく悔しい思いをしてたんだよね。
ホントに、ちょっとした簡単な英語さえも実際には口から出てこなくなっちゃってたんだよね。
その時思ったのは、難しい構文も単語もそんなもん実はそれほど必要なくて、むしろ中学レベルでいいから簡単な使える英語のフレーズをどれだけ記憶しているかがキモなんだってことだった。
算数の九九と同じよ。あれ、最初は一生懸命暗記したじゃん?
簡単なフレーズをどれだけ憶えていて使いこなすか。
それに尽きると、カナダで思い知ったのさ。
勉強すべきは高度なことじゃなくて、簡単なフレーズをいかに口からポンと出せる状態にできるか?そこを考えるのがポイントだと思うわけよ。
オンライン英会話もやってみた
それでね、単刀直入に考えれば、
ってなるんじゃないかと思うんだけど、どう?
実は私も最初はそう考えていて、実際にオンライン英会話をやってた時期があるんだよね。
以前職場の人がオンライン英会話を激押ししてたこともあって、オンライン英会話をやればしゃべれるようになるんだなって、なんとなく思っていた。
ところがさー、それがちっともだったんだよね…。
なんか、いくらオンライン英会話のレッスンを受けても、自分から言葉を出せない状況は変わらなかったんだよね。
今となっては答えは簡単なんだけど、
結局、弾がないのに打とうとしていることに変わりはないわけでさ。
九九を覚えてないのに計算しようとしてるようなもんでさ。
やっぱりね、しゃべろうとする前に「弾を込める」とか、「九九を覚える」に相当する工程をやる必要があるってことを、思い知ったんだよね。
口から出す練習ってどうやる?
英語をしゃべれるようになるには、いきなりしゃべる練習をすればいいってもんじゃないってことがわかったし、
- 英語の勉強には時間がかかる
- 簡単なことを繰り返す
- 口から言葉を出す
ってポイントもわかったけど、じゃあ、簡単な使い勝手のいい英語フレーズをどうやって勉強するの?って話だよね。
私がやっているのは「七田式英語教材7+English」って教材だよ。
七田式英語教材7+Englishとは?
「七田式」っていうのは、元々子どもの学習教材で有名なんで、知ってる人もいるかも。
「右脳を使った高速学習」が最大の特徴なんだよね。
音声を1.5倍速、3倍速で聞くことで右脳を活性化させて、暗記しちゃおうってことね。
七田式英語教材7+Englishは、そのメソッドを大人用の英語学習に応用したものなのね。
「七田式英語教材7+English」は、日常的によく使う簡単な英語のフレーズを1日10個暗記していくって言うとってもシンプルな教材。
1日に1構文を使ったフレーズを10個暗記だから、60日間で60個の構文と600のフレーズを暗記することになるよ。
CD版とオンライン版があって、私は両方使ってみたんだよね。
で、おすすめは断然オンライン版ね。
七田式英語教材7+Englishの特徴
この教材の最大の特徴は、「アウトプットが多い」ってこと。
意外に思うかもしれないけど、巷のオンライン英会話より口から言葉を出す量は圧倒的にこの教材の方が多いんだよ。
だから、脳みそに記憶として残りやすいんだけどね。
他にも、オンライン版の場合には「フラッシュカード」っていう視覚に訴えて記憶に残す方法を使ってるのもおすすめポイントだよ。
そして、憶えたものを忘れないように記憶にとどめる”400%学習法”っていう独自のステップも用意されてるんだよね。
そしてなんと言っても
暗記する英語フレーズは、全て中学レベルの簡単なものだけ!
例えばこんな感じ…
I like to read.
I want to travel.
まさに中学1年生レベルのフレーズなんだよ。
でも実際に日常でよく使うフレーズを厳選してくれてるから、簡単だけど使えるものばかりなんだよね。
そしてなんとオンライン版は、
最初の30日間が無料!
60日間プログラムのうち、30日間分が無料なんだよ!
英語が口からポンと出てくるような勉強をしたい人にピッタリな教材だから、ちょっとでも気になった人にはゼッタイおすすめだよ!
\スマホでできるオンライン版が断然便利!/
「七田式英語教材7+English」オンライン版を、実際に使ってみてレビューをまとめたよ~!↓↓↓
おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
おばさんが英語の勉強をするのにコツがあるの?って聞かれたら、
- 英語の勉強は時間がかかるものだって知っとくこと
- 簡単なことを繰り返す
- 口から言葉を出す練習が大事
この3つは伝えたいなと思う。
これは、私がカナダ留学でしゃべれなくて泣いた経験から言えるアドバイスだよ。
そして同じくカナダ留学に行って感じた、「おばさん」とか「おじさん」っていうくくりがいらないってことも、伝えたいことだよなぁ。