シニア留学で英語をしっかり学びたい!と考えている人も多いはず。
出発までの英語の勉強について、みんなどんな勉強法でやっているのかな?と、気になったりしませんか?
ちなみに私は前回のシニア留学出発前はオンライン英会話をやりました。
でも今回は作戦変更!
2度目のシニア留学出発までに、今回私が取り組んでいるのは「七田式英語教材7+English」です。
少しでも英語力を上げておくために、早速この教材で勉強を始めたので実践レポートしていきます。
七田式英語教材7+Englishとは?
七田式英語教材7+Englishとは、幼児教育に定評のある「七田式」のノウハウを使って作られた、大人用の英語教材です。
<七田式英語教材7+Englishの特徴>
- 初心者~中級者向け
- 英語フレーズの完全暗記を目指す
- 短いフレーズで難易度は中学生レベル
- 1.5倍速と3倍速で右脳にアプローチ
- 復習しながら進む400%学習法
オンライン英会話とは違ったアプローチの、英会話力を上げるための教材です。
初心者~中級者向け
この教材は初心者からでも取り組める、アウトプット中心の英会話教材です。
使われている例文が簡単で短いものばかりなので、初心者でも進めやすく作られています。
英語フレーズの完全記憶を目指す
私がこの教材をいいと思った理由が「完全記憶」というところです。
私が前回のシニア留学で一番悔しかったのが、「言いたいことが口から出てこない現象」でした。
相手が言っていることがある程度わかるのに、自分の言いたいことが言えない!!
口から言葉が出てこないから、日本語で考えて頭の中で英訳してしまい遅くなるしおかしくなる。言いたいのに言えない、言葉が出てこないこのもどかしさ。
この状態を打ち破るには、結局必要なフレーズの「完全記憶」しかないと思いました。
持っているフレーズを組み合わせて即答できるようにするには、「完全記憶」が一番手っ取り早いと悟りました。
短いフレーズで難易度は中学生レベル
でも完全記憶するフレーズが難しいものだったら、当然最初から戦意喪失しちゃいますよね。
でもこの七田式英語教材は、そこがよく考えられているんです。
七田式英語教材の例文は、驚くほど初歩的なものだけ。ハッキリ言って中学生レベルです。
わからない単語なんてどこにもないし、意味だって全部理解できるフレーズばかりです。
例えば、初日の構文は I like to +動詞の原形 です。
そのレベル感は、正直こんな感じ。
そして以前の私ならこう思ったことでしょう…
以前の私なら、こんな簡単な教材…とバカにしてやらなかったと思います。
でも今回の私は違います。
前回のシニア留学では、簡単な英語フレーズでさえ口から言葉として出てこなくて、すごくふがいない思いを何度もしました。
だから、こういう簡単なフレーズこそ大事だということを思い知ったのが、前回のシニア留学だったわけです。
日常会話でよく使うフレーズ
英語フレーズはレベル的には簡単なものだけれど、日常会話でよく使うものが厳選されています。
英語教育の専門家とネイティブスピーカーである英語教育のプロフェッショナルが、日常生活で使うフレーズを洗い出して、自然で使い回しのきくものを選び抜いたんだそうです。
だから、簡単だけど使える。
そういう英語フレーズだけをどんどん憶えていけるようになっているんですね。
1.5倍速と3倍速で右脳にアプローチ
七田式英語教材7+Englishの教材は、全部1.5倍速で流れます。
さらに3倍速の音声も聞く仕組みです。3倍速だともう何を言っているのかわからないほど速いです。
この「何を言っているのかわからない」状態だと、脳は理解しようとすることを諦めて、右脳優位な状態になるそうです。
この教材は、右脳優位な状態で、簡単な英語フレーズを効率よく記憶するよう作られています。
復習しながら進む400%学習法
これも「七田式」の特徴的な勉強法です。
毎回3日前の分までさかのぼって復習しながら、先に進んでいくというやり方を60日間続けます。
人間の記憶は翌日には半分以下になってしまうので、忘れる前にもう1度口から言葉として出すことを4日間続けて、記憶に定着させるんですね。
4日間同じフレーズを口から出すことで、短期記憶を長期記憶に変えることができるという脳みその仕組みをうまく利用したやり方なんです。
七田式英語教材7+Englishやってみた!
さてさて、七田式英語教材を早速注文し、勉強を始めて7日経ちました。
教材が届いて早速始めてみた
申し込みから2日後、七田式英語教材7+Englishが届きました。
箱を開けて中身を見てみると、こんな感じ。CD6枚とテキスト類3冊が入っています。
DAY1~DAY3
私はもともと七田式の”右脳を活性化する勉強法”というのに、すごく興味があったので、早速この教材を使い始めてみました。
利用マニュアルを読んで、進め方を確認したらまずビックリ!
なんと音声CDを聞く前にまさかの、右脳を活性化させるウオーミングアップがあるんです!さすがは”右脳教育の七田式”ですね。
ウオーミングアップ
実際に音声を聞き始める前に、3ステップのウオーミングアップをします。
- 瞑想 ゆったり椅子に座る
- 呼吸 8秒口から吐いて、8秒鼻から吸うを数回繰り返す
- イメージ 英語がスッと入ってくる自分をイメージ
最後は5,4,3,2,1,0とカウントダウンして、すっきりした状態で目を覚ますという手順です。
まさか英語の勉強の前に、こんなことをするなんて予想もしていませんでした。
確かにスポーツをするときには必ずウオーミングアップをしますよね。それを英語の勉強でやるなんておもしろい!
実際にやってみると、確かに落ち着いてすっきりとした状態で音声を聞く準備ができているからオドロキ!
勉強する前のウオーミングアップって効果あるんですね!
音声を聞いてリピート
さて、ウオーミングアップが終わったらいよいよ音声を聞いてみます。
初日の構文は I like to +動詞の原形 です。
音声を聞いてリピートするときのやり方はこんな感じ。
- 日本語と英語フレーズを1.5倍速で聞き、素早くリピート
- 日本語と英語フレーズを3倍速で集中して聞く
- もう1度、日本語と英語フレーズを1.5倍速で聞き、素早くリピート
で、この日に憶える英語フレーズ10個はこちら。
- I like to read.
- I like to drink coffee.
- I like to watch sports.
- I like to ride my skateboard.
- I like to walk in the park.
- I don’t like to swim.
- I don’t like to read comics.
- I don’t like to do research.
- I don’t like to go hiking aline.
- I don’t like to get shots.
結構シンプルで簡単だから、これはいける!
3倍速は速すぎてホントにわからないけど、これも右脳を働かせるためらしいから、わかろうとするのはやめて、ただ自分の右脳を信じて聞き流すだけにしました。
初めの3日間は、暗記する英語フレーズが段々と増えていくけど、そんなに大変な気はしませんでした。
多分英語フレーズがシンプルなものばかりだからでしょうね。
ちなみに、
DAY2の構文は I want to +動詞の原形
DAY3の構文は I need +名詞/ I need +動詞の原形
どんどん暗記できている自分に、うれしくなっちゃう感じでした。
DAY4~DAY7
さて4日目以降はどうなったか?
4日目から、この教材は非常にうまくできていることがじわじわとわかってきます。
七田式英語教材7+Englishは、4日目からが400%学習法が始まるタイミング。過去3日分の復習をしながら前に進みます。
イメージはこんな感じ。
やってみて初めて知りましたけど、この過去3日分の復習をしながら前に進むって、めちゃくちゃスゴイやり方ですよ。私は衝撃を受けました。
このやり方だから、60日間で600フレーズの完全暗記が実現するんだなと、めちゃくちゃ納得しました。
400%学習法、すごい!!!
だって自分がすでに70個の英語フレーズを暗記しているって考えると、すごくないですか?
これが「右脳を活性化させる」というやつなのか⁈
最初の7日間で、私は400%学習法の威力を思い知りました。
知っていないと口から出せない
この7日間で70個の英語フレーズを暗記している私なのですが、あらためてフレーズの完全暗記の重要さを感じています。
例えば、「ひどい咳が出ます」という例文は、こうです。
I have a bad cough.
「ひどい咳」って「bad cough」でいいのかぁってなりません?
他にも「Jimの電話番号を知っていますか?」は、こうです。
Do you have Jim’s phone number?
「知っていますか?」も「have」でいいのかぁとか。
ホントに簡単な単語しか使っていないから、単語そのものは全部知っているものばかり。
でもその使い方となったら、やっぱりフレーズとして知っていなければ、実際には口から出てこないってわかりますよね。
これが、この教材のポイントなんですよね。
サポートメールが助けになる
7日間続けられてきたのには、もう一つワケがあって、それが教材購入時の特典についていた「プレミアム英語上達ニュースレター」でした。
ユッキー先生から届くサポートメールなのですが、その内容がすごくよかったんです。
”英語学習のコツ”とか、”毎日10個憶えるコツ”とか、リラックスした状態を作ることの重要性とか、”音読のメリット”などについて、学習のペースを作るためにほぼ毎日配信してくれました。
これを読むと、教材の中でやることの意味とか、サボりたくなる自分をダメ扱いしないですんだり、いろんな意味で勉強を継続するための助けになりました。
オンライン英会話とは違うところ
今回、七田式英語教材を7日目までやってみましたが、過去に私がやっていたオンライン英会話とは決定的に違う点に早くも気づいてしまいました!
オンライン英会話と決定的に違う点
それは、前回・前々回にやったものを思い出しながら復習するプロセスがあるか?/ないか?です。
これは大きな違いだと思います。
私の感覚だと、オンライン英会話はどんどん流れて行っちゃうんですよ。「会話」なので、その時その時のトピックで話したことは、時間とともに消えて行ってしまいます。
俗にいう”他愛のない会話”で終わってしまうというやつですね。
ところがこの七田式英語教材は、前回・前々回の内容を思い出さなくちゃいけない作りになっています。
ここがすごいと感じるところであり、オンライン英会話にはない記憶に留める作業なんだと思いました。
オンライン英会話は何となくやった気になるけど、結局記憶には留まっていなかったことが前回の私にとって失敗だったんだと思います。
私は今オンライン版を使ってるんだけど、フラッシュカードが使えるのはオンライン版だけなので、断然オンライン版をおすすめするよ!
\スマホでできるオンライン版が断然おすすめ!/
留学前にオンライン英会話で失敗した私が、七田式英語教材7+Englishオンライン版の特徴や効果をまとめた記事はコチラ!
おわりに
いかがでしたか?ここまでお読みいただきありがとうございました。
七田式英語教材7+Englishやってみた!の実践レポでした。
7日間やってみて、わかったのは
400%学習法で勉強すれば、完全暗記はできる!
という実感でした。
「右脳を使う」って言葉で言われてもいまいちピンとこないけれど、この教材を使うと自然と右脳の能力が引き出されることが実感できました。
引き続き教材を使って勉強を続けていきます。